2019年 5月 22日 (水)

「あざとい」とも言える工夫で「部長候補」に 評価を上げる簡単なアピール法

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   近頃では、目標管理制度などの業績評価は賞与に反映し、給与と昇進・昇格は主に「行動評価」により決定するとは先週お伝えした通りだ。

   では、その肝心かなめの行動評価は、具体的にどのようにすれば、上がるのか?

行動評価は「ちょっとした工夫でいくらでも上げられる」

まずは公園の掃除から、という手も…
まずは公園の掃除から、という手も…

   日本の大手企業を中心に複数社の人事評価設計を専門に行う、ある人事コンサルタントによると、業績評価と違い行動評価は「ちょっとした工夫でいくらでも上げられる」と言う。

「どの会社も、チャレンジだとか社会貢献だとか大事にしているビジョンとかバリュー(価値観)がありますよね? 基本、私はその精神に則った行動をしていますよ、という姿を見せつけてやればいいのです」

   たとえば、「ダイバーシティ・インクルージョン(多様性を受容する)」という一大ビジョンを掲げている会社の場合。

「私は女性の活躍を応援していますという姿勢を強調するために、会社の女性活用会議やイベントなどに出席してみる。あるいは、外国籍の社員向けのイベントに出てみる。ランチタイムや夜に開かれる、外国語の勉強会に自発的に出席するなどです」

   ちなみに、このコンサルタントは、行動評価をあげるため、こんな作戦を敢行した人を知っているそうだ。

「社会貢献がバリューの金融機関にお勤めでしたが、その『貢献ぶり』を見せつけるため、早朝、仲間を集めて、会社の近所の公園の掃除を始めました。この方は、業績は人並みでしたが、このあざといとも言える工夫で、30代にして部長候補になっていましたよ」

   そんな「実績」もあるからこそ、このコンサルタントは「評価が低いから給料が上がらないと酒場で嘆く時間があったら、評価期間の直前だけでも早起きして、会社が求める『理想的社員』を演じてみたらいいんです」と言う。

佐藤 留美(さとう・るみ)
ライター。企画編集事務所「ブックシェルフ」(2005年設立)代表。1973年東京生まれ。青山学院大学文学部教育学科卒。出版社、人材関連会社勤務を経て、現職。著書に、『資格を取ると貧乏になります』(新潮新書)、『人事が拾う履歴書、聞く面接』(扶桑社)、『凄母』(東洋経済新報社)、『なぜ、勉強しても出世できないのか?』(ソフトバンク新書)、『結婚難民』(小学館101新書)などがある。
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