2024年 4月 19日 (金)

こんなにたくさんある「入試方法」 コレがダメでもアレがある、アレがダメでも...

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再チャレンジどころか、数えきれなくなるぐらいチャレンジできる

   さあこれから入試本番...というにはちょっと早い初夏の出来事であるが、オープンキャンパスに来られたお父様に学部・学科の説明を行ったところ、たいそうお気に召された様子。

「なるほど、わかりました。ぜひ、娘を先生の学科に入れたいのですが、どんな方法がありますでしょうか?」
「えっ...え~っとですね。まず、AO入試にチャレンジしてですね...」

「で、だめだったら、あきらめるしかないでしょうか?」
「えっ...いえいえそんな事はありません。指定校推薦というのがありまして...」

「で、だめだったら、あきらめるしかないでしょうか?」
「えっ...いえいえそんな事はありません。一般推薦というのがありまして...」

「で、だめだったら、あきらめるしかないでしょうか?」
「えっ...いえいえそんな事はありません。センター試験を受験されて...」

「で、だめだったら、あきらめるしかないでしょうか?」
「えっ...いえいえそんな事はありません。一般試験を受験されて...」

「で、だめだったら、あきらめるしかないでしょうか?」
「えっ...いえいえそんな事はありません。一般試験は複数回チャレンジできて...」

「で、だめだったら、あきらめるしかないでしょうか?」
「えっ...いえいえそんな事はありません。一般試験には後期日程がありまして...」

「で、だめだったら...」

   ...すみませんコピペも辛くなってきたのでここら辺んでやめても宜しいでしょうか?再チャレンジどころか、数えきれなくなるぐらいチャレンジできる...まあ、「多様化」は結構なことなのだろう。(プロフェッサーXYZ)

プロフェッサーXYZ(えっくすわいじぃー)

国立大学を卒業し大学院修了後、助手として勤務。現在は東日本の私立大学の教授であり、フラスコを持ったリケジョの研究指導をしたり、シュレディンガー方程式に頭を悩ませる男子学生の教育を行ったりしている。受験戦争世代と言われた時代から、バブル世代、ゆとり世代、そして、ゆとりは終わった?という現代まで様々な教育・研究現場を肌で体験している。大学教育のみならず初等~高等教育の現場とかかわりを持ち、日々「良い教育は?」の答えを模索し続けている。ちなみにカクテル好きというわけではない、下戸である。また、「猫」も飼っていない。
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