2024年 4月 27日 (土)

これってウチの妻は自堕落ですか? 家事をめぐる「すれ違い」

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2人とも忙しければ「外注」もアリ?

   一方で男性側からはちょっとワガママな意見も聞こえてくる。

   「発言小町」に08年11月、「仕事バリバリ、家事は自堕落な妻」というトピックが立てられた。

   相談者は45歳のサラリーマンで、同じ会社で働いている10歳下の妻は、入社したての頃から営業成績は常にトップという「スーパーウーマン」だそうだ。

   妻の勤務時間は7時半から19時半頃までで、管理職の相談者は22時頃に帰っているそうだが、仕事で手抜きできない妻は「家事は手抜き」といい、「子供を迎えに行く」「ご飯を作ること、洗濯機を回すこと」しかしない。それ以外の家事と、休日の家事全てが自分の負担になっている、と愚痴っている。

   回答欄には妻をフォローする意見が多く、「ちゃんとお子さんのお迎えと食事、洗濯をされてるんですよね?立派だと思いますよ」「『これ以上、奥様に家事を求めるの?』という驚きが、このトピを読んだ正直な感想です」「自堕落は言い過ぎでしょうね」などと書き込まれてしまっている。解決策としては、そんなに互いに忙しいのであれば家事を外注するべき、という意見が多い。

   ただ、日本では「お手伝いさん」を雇う文化が根付いていないことや、金銭面の問題もあり、外注にまでは踏み切れないと思う人も多いだろう。

   11年9月には、「来月結婚予定」という女性が、発言小町に「共働き 週一家事のコツ・手順」というトピックを立てた。共働きになるが2人とも家事に不慣れということで、仕事と家事を両立している夫婦からの意見を求めている。

   回答欄には、

「食事・・・きんぴら・ひじき・切干大根など日持ちする常備菜の作り置き。メインは朝のうちに下ごしらえ。買い物は、月~金のメインディッシュの献立を立てて、まとめ買い」
「お洗濯は毎日がお勧めです。洗濯って、結構干すのとたたんでしまうのに時間がかかるので、量が少ないほうがすぐ干せてしまえて楽です。私が朝起きてすぐまわす(私のほうが出勤準備に時間がかかるので)夫が浴室に干す係でした」
「普段使う部屋、使わない部屋を分けておくと、掃除の範囲が狭くて便利」

といったアドバイスが、男女共に寄せられている。

   フルタイムで仕事をしていれば、毎日はできない家事が出てくるのも当然のことだ。「自分はできていない」と考えてしまう女性は夫に頼るように、「家事がたまっているなあ」と感じた男性は自分でもこなすように心がける。どうしても2人とも忙しければ外に救いを求めてみる、などと考えれば、より円満な夫婦生活を送ることができそうだ。(MM)

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