2021年 3月 2日 (火)

「頑張るワーキングマザー」礼賛が、女性を追い詰める

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「早起きしているのは、働く母親だけじゃない」

   当たり前ですが、「早起き両立ライフ」は、合う人と合わない人がいるのですね。「自分では毎日精一杯なんだけど、これでいいのかまだまだなのか、全くわかんない状態......」と、悩む人もいました。自分に合う「両立ライフ」を、見つけるまでが、大変なのかもしれません。

   また、働く母親以外の人からは、「ワーキングマザーじゃないけど5時台には起きてるよ」とか、「男女問わず5時起きなんて、いくらでもあるだろ」「ワタクシも5時起きで、食事の支度をして弁当を詰めて、自分の勉強してますけど表彰されまへんのかいな?」との声が寄せられました。

   確かに、子供がいなくても「5時起き」の人は、世の中に沢山います。が、私が問題に思うのは、働く母親の早起きが、推奨される『理由』です。ワーキングマザーの早起きが推奨されるポイントは、「家族のため」「自分のスキルアップのため」「ハッピー両立ライフのため」と、どんどん抽象的になっていっているのです。

   こうした考え方は、母親たちに、「自分のためのみならず、家族のためにも尽くし、ひたすら頑張ることがハッピー!」という、ちょっと息苦しい価値観を押し付けているのではないでしょうか。「家族に尽くしてこそ、仕事も頑張ってこそ、幸せなワーキングマザー」という価値観は、両立ライフのハードルを上げ、働く母親たちの「幸福度」を、かえって下げてしまうように思います。皆さんは、どうお考えでしょうか。(北条かや)

北条かや(ほうじょう・かや)

1986年、金沢生まれ。京都大学大学院文学研究科修了。著書に『本当は結婚したくないのだ症候群』『整形した女は幸せになっているのか』『キャバ嬢の社会学』。ウェブ媒体等にコラム、ニュース記事を多数、執筆。TOKYO MX「モーニングCROSS」、NHK「新世代が解く!ニッポンのジレンマ」(2015年1月放送)などへ出演。
【Twitter】@kaya_hojo
【ブログ】コスプレで女やってますけど
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