2024年 4月 26日 (金)

就活生にもやさしい(?)環境イベント エコプロダクツの活用法

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話はどう聞く?~アンケート・ミニイベント・説明員

   さて、このエコプロダクツに行ったとしてどう話を聞けばいいかもご説明しましょう。

   大体のブースでは、アンケートやスタンプラリーなどを用意しています。ターミナル駅周辺でのアンケートは怪しいものが多く全力で振り切った方が無難ですが、このイベントは別。どんどん参加しましょう。参加してブースを回ることで大体の内容が分かるようになっています。

   なお、展示はどうでもよくて参加者へのグッズだけ欲しい場合は早足で回る、他の参加者の回答をチラ見して答えを写すなどそれぞれのご判断でどうぞ。

   ブースによっては30分から2時間くらいの間隔でミニイベントを実施します。説明を10~15分程度聞くと、グッズをもらえます。試供品やカレンダー、文房具などが多いようです。ブースによってはじゃんけん・クイズ・抽選などで、もう少しいい景品がもらえます(もちろん、当たれば、ですが)。

   大学の講義もかくや、というほどに真面目にプレゼンするブースもありますし、無理やりお笑いコントに仕立てるブースもあります。後者の場合、大体は痛々しい笑いをさそうか、ギャグが古すぎて誰もついていけず、どちらにしても凍り付くのがパターンとなっています。環境にも人にもやさしい方は無理にでも笑ってあげてください。なお、食品・化粧品などのブースでは試供品をもらいさえすれば幸せという品性のない参加者(石渡を含む)も交じって行列を作っています。

   メーカーや業界団体のブースでは説明要員としてコンパニオンではなく、その企業・団体の社員・職員が張り付いています。参加者が興味深そうに見ていると「ご説明しましょうか?」と寄ってきます。これも別に何かを売りつけるわけではないので、興味があれば説明を聞くようにしてください。わからなければ素人の質問にも答えてくれるはずです。気になる企業のブースなら、「就活中で御社がすごい気になります」とでも言えば、色々と教えてくれるかもしれません。ただ、イベント当日はかなり混み合います。あまりあれこれ聞くのは他の参加者にも悪いので適当に切り上げるなりしましょう。どうしても深く聞きたければ「後日、OB訪問でお時間をいただきたいのですが」とダメ元で切り出せば、名刺をくれるかもしれません。

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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