2024年 4月 20日 (土)

「年収400万で結婚、500万で出産、600万で2人目」 この金銭感覚は勘違い?妥当?

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   家族計画を立てる上で、最も重要になってくるのが収入の問題だ。結婚や出産の青写真を描いても、その後にかかる費用を考えるとどうしても慎重になってしまう、というものだろう。

   そんな「家族計画と収入」について、20代は「年収400万円あれば結婚、500万円で出産、600万円で2人目が欲しい」と考えている傾向がうかがえる調査結果が出た。この金銭感覚、あなたはどう思いますか?

「やりくり次第」「何とかなる」

「2人目」、いくらあればいい?
「2人目」、いくらあればいい?

   SMBCコンシューマーファイナンスの「20代の金銭感覚についての意識調査」(2014年12月10日、結果発表)によると、どのくらいの年収があれば結婚や子育てをしたいと思えるようになるか、という質問に対し、過半数が「したいと思える」と答えたのは、結婚で「年収400万円あれば」(53.6%)。出産・子育てで「年収500万円あれば」(59.2%)。2人目の出産・子育てで「年収600万円あれば」(52.1%)という結果になった。調査は、11月14日~18日にかけて、20~29歳の男女1000人を対象に実施した。

   すでに結婚・出産を済ませている人からすると、今回の調査結果から浮かび上がった20代の金銭感覚は、どう見えるのだろうか。

   Q&Aサイトをみると、以前から「結婚できる年収っていくらぐらいですか?」「年収どのくらいなら出産してもいいでしょうか?」といった質問が数多く投稿されており、関心度の高いテーマのようだ。回答では大方、「やりくり次第でできます」「教育方針などによって違うし人それぞれ。何とかなります」といった意見が多い。

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