2020年 5月 27日 (水)

新卒3年目Mちゃんの不倫 彼・彼女らを駆り立てる「甘美な罪の意識」の正体

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   あなたの周りに「不倫」している男女は、いますか。周囲に聞いてみると、身近にはいなくても、「友達の友達が・・・」とか、「他部署の◯◯さんが・・・」など、不倫という『甘い蜜』(?)を経験している人は、少なくないようです。今回は、そんな職場での「不倫」事情をレポートしてみます。

「好きなら不倫でも仕方ない」と考える人は、10人に1人

おっとぉ~~~
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   博報堂生活総研が、1992年から2年に1度実施している「生活定点調査」によると、「好きなら不倫な関係でもしょうがないと思う」という人の割合は、10.7%です(2014年)。男女や世代別で、それほど大きな差はありません。が、1998年の同調査では、「不倫容認派」が、なんと20.3%(現在のほぼ2倍!)もいたのです。特に20代男女では、約3割(男性33.3%、女性29.3%)と、他の世代より多いのが特徴でした。

   当時は、不倫を描いた『失楽園』(渡辺淳一著、1997年)が、社会現象となっていました。出版社勤務の男性と、人妻の『濃密な不倫』を描いた同作品は、ドラマ化、映画化され、大ブームに。不倫への「密かな憧れ」を抱く人が、増えたのかもしれません。しかし、1998年をピークに、「好きなら不倫でも仕方ない」という人は減っていきます。現在では、20代の男女とも9.1%です。

   私の周りでも、不倫経験者はいるのですが、Mちゃん(25歳)のエピソードは、ちょっと考えさせられました。中堅企業の大阪支社に勤める、新卒3年目のMちゃんは、単身赴任で支社に来ていた40代の男性と、恋に落ちます。よく、「職場では一緒に過ごす時間が長いから、関係が深まって恋愛感情が生まれやすい」なんていわれますが、Mちゃんもまた、「仕事で一緒になるうちに、既婚者と知りながら、好きになってしまった」そうです。

   他人の恋愛にあれこれ言う権利はありませんが、その後、Mちゃんから、相手の男性の「奥さんまでもが不倫を始めたらしい」と聞いたときには、さすがに驚きました。

北条かや(ほうじょう・かや)

1986年、金沢生まれ。京都大学大学院文学研究科修了。著書に『本当は結婚したくないのだ症候群』『整形した女は幸せになっているのか』『キャバ嬢の社会学』。ウェブ媒体等にコラム、ニュース記事を多数、執筆。TOKYO MX「モーニングCROSS」、NHK「新世代が解く!ニッポンのジレンマ」(2015年1月放送)などへ出演。
【Twitter】@kaya_hojo
【ブログ】コスプレで女やってますけど
【Facebookページ】北条かや
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