2018年 8月 18日 (土)

ベースアップ「過去最高水準」の回答へ そんな会社の賃上げ策

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   2015年の春季労使交渉で、トヨタ自動車は賃金を底上げするベースアップ(ベア)について、過去最高水準で回答する方向だ。3月12日付の日本経済新聞朝刊などが報じた。18日の回答日に向けて、14年実績を1000円上回る3700円を軸に調整する。一時金は満額回答するとみられる。

   トヨタ自動車労働組合は今春闘の交渉で、月6000円のベアを要求。14年は4000円の要求に対して回答は2700円だったが、02年以降では最高額だった。一時金は6.8か月の要求に満額で応じる方向とされる。

   妥結すればベア実施は2年連続で、一時金の満額回答は5年連続となる。3700円で妥結した場合、組合員平均の賃上げ率は3.1%。14年4月の消費増税幅の3%を上回り、実質賃金の伸びにも寄与する水準となる。

   トヨタは円安の追い風もあり、15年3月期の連結営業利益が過去最高の2兆7000億円となる見通し。同社が賃上げに動くことで、大手企業の賃上げムードは高まりそうだ。

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