2019年 12月 7日 (土)

諦めず再チャレンジする習慣 「海外で起業体験」の意義を考える

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失敗することは問題ではない

   我々がやっている、サムライカレーの研修でも、顧客つまり研修生の満足度を高めるには、この「作る」の配分を増やせば良いということは分かっています。

   「作った」「できた」「やったー」「俺たちがんばった!」「おつかれ!」でめでたしめでたしになれば、全てが丸く収まり、みんながハッピーになるわけです。

   しかし、研修としては「売る」ことの大切さを気付いてもらう必要があります。

   「自分たちでいいと思ったものがお客様にとっていいとは限らない」「いいモノを作っても売れるとは限らない」ということに気づくために、市場の洗礼を浴びて欲しいのです。

   これが、海外でボランティアをすることと、海外で実践型の起業体験をすることの違いです。ボランティアで現地の人に何かを与えることは、大方なにをしても喜ばれます。でも、現地の人に何かを買ってもらうためには、つまり何かをあげてお金をもらうためには、現地の人が本当に求めているものを提供しなくてはならないのです。

   だから、サムライカレーの研修プログラムでやったことは必ずしも成功するとは限りません。最後の日に今までの集大成のイベントをやったら、お客さんが1人しかこなかったこともありました。

   でも、失敗することは問題ではないのです。

   がんばってもうまく行かないことがある、働いてもお金が稼げないこともあるということに気づき、次はどうするか?ということを、諦めないで再チャレンジする習慣を付けて欲しいのです。

   このマインドは、海外で働くだけでなく、日本で働く、もっというと生きていくために必ず必要なものだからです。(森山たつを)

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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