2020年 7月 17日 (金)

「有休しっかり取得」の鍵は「組合の強さ」 消化率「9割」と「2割」の人々の差

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   「あと3日働いたら休み。今年もあんま有休(有給休暇)取れなかったな」「仕事詰まり過ぎて有休取れなかったのは辛かった。ほんとに辛かった」。2015年の暮れ、ツイッターでは、1年を振り返るビジネスパーソンらが、「今年も休めなかった・・・」と、つぶやいているのが見つかる。

   就職・転職のための企業リサーチサイト「Vorkers」がまとめた「2015年しっかり休めた会社・ガッツリ働いた会社ランキング」(2015年12月15日公表)によれば、「しっかり休めた会社」の1位は本田技術研究所、2位は東日本電信電話株式会社(NTT東日本)、3位はNTTコムウェアだった。上位には「自動車関連メーカー」が8社、「NTTグループ」が7社も入っており、トップ7社の有休消化率は90%以上。厚労省の「就労条件総合調査」による、日本人の有給取得率(48.8%)より、大幅に高い。

自動車関連メーカーが上位陣に

有休とれたし・・・
有休とれたし・・・

   ランキングは、今年1月~11月に、「Vorkers」に投稿された現職社員の口コミの中から、「レポート回答者数」が10人以上ある企業、211社の口コミ4899件を対象に分析。月間残業時間と、有休取得率も計算に入れた。

   有休消化率が高い「しっかり休めた会社ランキング」は、1位に本田技術研究所、7位に本田技研工業が入った。その他、自動車部品などを扱うボッシュ(5位)、トヨタ自動車(13位)、ダイハツ工業(19位)、トヨタグループのアイシン精機(16位)など、自動車関連メーカーがトップ30中、8社を占める。NTTグループからも、NTT東日本(2位)、NTTコムウェア(3位)、NTTドコモ(6位)、NTT西日本(8位)、ドコモCS(9位)など、トップ30内に7社が入った。

   「Vorkers」によると、有休をしっかり消化できる鍵は「組合の強さ」。上位企業の社員からは、「組合が強いイメージがあり、部下がきちんと有休消化しないと管理者にクレーム入ることがあるとのこと(本田技研工業、女性)」や、「組合が強いため、サービス残業やサービス休日出勤はあり得ない(NTTコムウェア、男性)」など、毎日サービス残業をしているビジネスパーソンからすれば「うらやましい・・・」と、ため息が出そうな声が寄せられた。一方、ネットでは、「大手がこのような厚遇を受ける一方、大手からの無茶振りに悩まされる中小が多いのも事実」と、厳しい声もあった。

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