2020年 7月 12日 (日)

どんなに忙しくても、やってはいけないコト(高城幸司)

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   4月になると、会社に新入社員が入社してくる時期です。各社ともその受け入れ等でバタバタしていることに加えて、先輩社員は「自分がしっかりした先輩と思われなければ」と気持ちが引き締まるタイミングかもしれません。

   今回は、新入社員のみなさまに伝えたいことを書かせていただきます。ただ、その内容は新入社員だけでなく、意外と誰にでも当てはまることが大半ではないでしょうか?忘れてしまいがちなビジネスの基本を振り返るヒントが込められているからです。

「おいしい仕事が集まる状態」になるためには

すべてのビジネスパーソンにとって重要かも
すべてのビジネスパーソンにとって重要かも

   では、当方からワンテーマに絞ってお伝えしたい内容は、

「仕事の報酬は仕事であることを理解する」

です。例えば、あなたが営業職に配属されたとしましょう。営業成績が芳しくなかったり、成約の見込みのないような取引先を担当させたりすることは、まずありません。逆に、過去に仕事で数々の成果をあげてきた人には「できれば○○さんにお願いしたい」「○○さんでないとこの仕事はできないので、是非お願いしたい」といった具合に、バイネームで仕事が集まる状態になっていきます。

   ただ、仕事が集まってもすぐに高い報酬がもらえることはありません。なぜなら、えてして会社の中で得られる報酬、つまり給料やボーナス、あるいは昇進や昇格といったものは、今日1日の仕事ぶりで決まるものではなく、1年、あるいはもっと長期的な仕事ぶりの「貯金」の中で決まるものだからです。

   このため、日々忙しく仕事をして成果を出しているにもかかわらず、給料の面では同期と大差がないということは意外と多い。相場が決まっているからです。例えば、広告代理店で若くして活躍し、「明日から君に大手の自動車メーカーを担当してもらう」と仕事が舞い込んでも、当初は業務量が増えて大変なだけ。普通に仕事している同期社員と給料は変わらない状況でしょう。

   しかし、ここで大事なのは、おいしい仕事が集まること自体をありがたく受け止め、目の前の仕事に取り組むことです。「こんな仕事をやらせてもらえて光栄です」と、前向きな反応を見せて元気に仕事に取り組む人は、たいてい良い成果を出すものです。そしてその結果、またさらに良い仕事が集まることになる。「仕事の報酬は仕事」というわけです。このように、おいしい仕事が集まる状態で、かつそのおいしい仕事に喜びを感じて取り組む人には、どんどんおいしい仕事が増えていきます。

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高城 幸司

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高城幸司(たかぎ・こうじ)
1964年生まれ。リクルートに入社し、通信・ネット関連の営業で6年間トップセールス賞を受賞。その後、日本初の独立起業専門誌「アントレ」を創刊、編集長を務める。2005年に「マネジメント強化を支援する企業」セレブレインの代表取締役社長に就任。近著に『ダメ部下を再生させる上司の技術』(マガジンハウス)、『稼げる人、稼げない人』(PHP新書)。
「高城幸司の社長ブログ」
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