2024年 4月 24日 (水)

どんなに忙しくても、やってはいけないコト(高城幸司)

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余裕を忘れない

   さらに、もう一つ大事なポイントがあります。「おいしい仕事」に追われ、どんなに多忙になっても、余裕を忘れないことです。忙しくて電話がつながらなかったり、メールを送っても返信がなかったりと、周りの人からは「あの人は優秀だけど、忙しいみたいだから、残念だけどこの仕事は他の人に任せよう」と言われてしまい、大きなチャンスを逃してしまう可能性があります。売れっ子のタレントも同じことです。どんなに魅力がある人材だとしても、忙しくてつかまらないとなれば「なかなかつかまらないし、ギャラも高そうだから、他の人にお願いしようか」となる。それが続けば、そのうち自然と仕事がなくなります。

   なかには、言葉足らずゆえに損をする人もいます。「すみません、本日はバタバタしていまして、近々連絡します!」と言ってなかなか連絡をしなかったり、「4月はスケジュールが詰まっていて、夏くらいまで待っていただければ...」と言ったりすると、仕事を依頼する側も「忙しいのに悪かったね」となり、それきり縁が切れてしまう危険性があります。

   こういう場合は、どんなに忙しかったとしても、「来週の金曜日の午前中であれば、空けられます」「他を調整して何とか受けられると思います」と、仕事のやりくりができるところを見せること。それ以前に、もしもの時に仕事を受けられるような余裕をあらかじめ作っておくことです。そうしないと、集まる仕事も集まらなくなっていきます。是非とも参考に仕事に取り組んでください。(高城幸司)

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高城 幸司

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高城幸司(たかぎ・こうじ)
1964年生まれ。リクルートに入社し、通信・ネット関連の営業で6年間トップセールス賞を受賞。その後、日本初の独立起業専門誌「アントレ」を創刊、編集長を務める。2005年に「マネジメント強化を支援する企業」セレブレインの代表取締役社長に就任。近著に『ダメ部下を再生させる上司の技術』(マガジンハウス)、『稼げる人、稼げない人』(PHP新書)。
「高城幸司の社長ブログ」
株式会社セレブレイン
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