2019年 12月 8日 (日)

治安最悪カラカスで廃車パトカーが現役復帰 カメラは効果歴然たる様を

印刷
富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   現在、経済危機に見舞われている南米ベネズエラ。治安の悪化も深刻で、その首都カラカスでは、1日に平均11件の殺人事件が起きているという。首都圏の南東部に位置するエルアティジョ市でも事態は同様だ。カラカス首都圏全体で警察官の数がまったく足りていないのが原因。治安悪化に悩むエルアティジョは、改善のためのキャンペーンを実施した。

きれいに磨き上げランプを交換

無人パトカーが人出を誘う
無人パトカーが人出を誘う

   カラカスとその周辺の地域は、世界で最も危険な都市として知られている。それもそのはず、カラカスの警察官の数は必要とされる人数の30%。キャンペーンの舞台となったエルアティジョにいたっては、7%の人員しか配置されていないという。住民たちは危険から身を守るために外出は最低限にとどめ、街は日中でもひと気がない。外務省の「海外安全ホームページ」によれば、カラカス首都圏は「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」となっている。

   エルアティジョで実施されたのは、「THE INVISIBLE POLICE(見えない警察)」キャンペーンだ。同市がキャンペーンのために用意したのは、使えなくなって放置されていたパトカー。そのボディを整備場できれいに磨き上げ、屋根に付いている赤青点滅ランプも光るものに取り替えられた。

   そうやって外見だけは通常のものと変わらなく仕立てられたパトカーを、市内の危険地域数か所に配置した。ランプは光るものの、車内には誰も乗っていない。いわば犯罪抑止のためのダミーパトカーである。そのまわりには、街の様子をモニターするためのカメラが設置された。

今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!
お知らせ
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中