2020年 11月 28日 (土)

文系は安易に大学院へ逃げ込めない 覚悟を要するこれだけの理由

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   2017年卒の就職戦線も春採用は一段落。これから敗者復活戦とでもいうべき、夏・秋・冬採用が進んでいきます。その話は次回にするとして、春採用の前でも後でも変わらず就活にポジティブな思いをもてない学生がいます。それは、文系の大学院生です。

   というわけで、今回のテーマは「文系の大学院生」です。

情報誌にも特集記事がない

文系院卒もポジティブな気持ちで
文系院卒もポジティブな気持ちで

   例によって、就活の歴史の基本文献、「就職ジャーナル」誌をひっくり返してみましたが、なんと文系大学院生対象の特集は皆無。それくらい、マイナーな扱いでしかありませんでした。

   Q&A集などにところどころ出てはきますが、ネガティブな扱いでしかありません。2007年8・9月号「人事が予言!『今年はあきらめ組』の1年後」では、「大学院に行ったほうが就職活動でも有利なんじゃないかな?」という学生側の質問に対して、ネガティブなコメントがズラリ。

「昔は『院生イコールレベルが高い』というイメージがありましたが、今はとりあえず院に進む学生が増えている気がします。ほかの学生よりも2年多く親のスネをかじって勉強しているわけですから、むしろ要求するレベルは高くなりますね」(メーカー)
「『大学院卒業』という1行の経歴はまったく重視していません」(広告)
「就職のためだけに進学しようとしているなら、考え直したほうがいいと思いますよ」(金融)

   また、「院卒のほうが将来性もあって、入社してからも昇進しやすいんじゃないかな?」に対しては、

「大いなる勘違いですね。今は企業も学歴だけを見て昇進させるような余裕はないんですよ」(メーカー)
「会社に入って早く昇進したいと思うなら、やはり年齢的に若いうちに就職して、スキルを高めていったほうがいいんじゃないでしょうか」(金融)
石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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