2020年 7月 4日 (土)

「実務」に傾く社員教育 いも煮、そば打ちで社員との交流も

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創立記念より社員との交流

   社内イベントの企画には、その会社の考え方や流儀が明確に表れます。長寿企業では、どんな社内イベントが行われているでしょうか。7つの選択肢から選ばれたベスト3は――。

第1位 経営方針発表会
第2位 社員旅行
第3位 事業部門ごとの計画・実績発表会

   ちなみに、他の選択肢は運動会、家族招待パーティ、職場別コンパ、創立記念会でした。

   福利厚生である社員旅行を挟んで、1位と3位に事業計画の発表会がランクインしていることから、長寿企業が計画を推進するための研修により多くの時間を割こうとしている傾向が読み取れます。

   選択肢にない行事として回答が寄せられたイベントは、懇親いも煮会、そば打ち大会、技術発表会、創意工夫発表会、新入社員歓迎会、QCサークル活動、新年会、誕生日会、ボーリング大会、コンサート、納涼会など。社員との交流を促進するさまざまなイベントが上がりました。

   創立記念会を行っているのは全体の25%ですから4分の1にすぎません。記念会に時間とお金をかけることには積極的でありませんが、それぞれ独自のイベントを行っているようです。

   お勤めの会社ではどのような行事を行っているでしょうか。どんな行事であっても、会社が公式に認め、または主催している行事は、経営者の意志と無縁ではありません。積極的に参加し、盛り上げに一役買うことが、役職者たちの目を引くチャンスになるかもしれません。(浅田厚志)

浅田厚志(あさだ・あつし)
青山学院大学総合研究所・客員研究員で、長寿企業の経営哲学などを研究中。「出版文化社」代表取締役社長でもあり、創業以来、多くの社史・記念誌の企画制作や、出版企画プロデュースなどを手がけている。著書に『成功長寿起業への道』など。
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