2024年 4月 25日 (木)

「子無きは去れ」というが如し 理不尽人事に涙する善女善男

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   「女性の活躍推進」の陰でこんなふうに悔し涙を流す人もいるのだ、と知らされる身の上話がQ&Aサイト「発言小町」に届いた。「自分の身に降りかかった理不尽な事件を消化しきれず、毎日がつらい」という女性からの「女性が輝く企業」と題する投稿(2016年7月9日)、何やらただならぬ雰囲気が漂う。

管理職への道が閉ざされ

独身じゃだめですか
独身じゃだめですか

   女性は40代半ばのシングル、20年来のパートナーはいるが結婚しておらず、子どもはいない。仕事が好きで、さまざまなプロジェクトにチャレンジし、会社に貢献してきた自負がある。そろそろ部長職、役員にも手が届く頃かと思っていたら、ある日60代の人事担当役員にこう告げられたという。

「これからは出産・育休・子育てしながら働く女性を管理職登用していくから」

   その場ではやんわり反論するにとどめたものの、「そういう女性を管理職にし、会社のイメージアップにつなげたいという意図があからさま。言ってはならない発言に怒りを感じて」悶々としていた。そこに突然、総合職であるはずの女性に受注業務への異動辞令が。

「労働組合や労基署に相談すべきか、『言った言わない』で自分の立場が悪くなるのなら賢く立ち回るべきか」
「今まで自分が助けてきた仕事のできない上司が昇進し、育ててきた後輩に追い越され......」

と心が千々に乱れるこの女性に対し、多くの言葉が寄せられた。

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