五輪、選挙...祭りの後に何思う 「夏ロス」も「やれやれ」も

   日の入りが早くなった、ツクツクボウシの鳴き声が聞こえる......など、折に触れて秋の訪れを実感することが増えてきた今日このごろ。

   過去最高を記録した日本のメダル獲得シーンが列島を沸かせ、閉会式の日本演出パートも話題になったリオ五輪。去る人来る人さまざまだった真夏の選挙。盛りだくさんのイベントのほか、衝撃的なニュースも次々に飛び込み、例年に増して「この夏はいろいろあったなぁ」としみじみ振り返る人も多いのでは。夏の終わりに際し、人々の声を集めてみた。

• 
  今年も夏が終わる

おセンチな人、「ヤッター！」な人

   夏イベントを満喫した人々は、センチメンタルな気分に浸っている様子。

「高校野球も、オリンピックも終わって、24時間テレビも終わって。夏休みも終わりますね。夏が終わる。妙に寂しい」
「夏は嫌いだけど､終わると思うとそれなりに感傷めいた心境になるね｡この夏はプロレス､ライブ､都知事選と､俺なりに好きな事に全力に取り組んだなって思うよね」

   「寂しい」を通り越し、憂うつな倦怠感を訴える人も。

「5月病かからないけど9月病にかかるらしく、毎年夏ロスなのかこの時期のやる気がおきない」

   一方、仕事絡みで「夏の終わり大歓迎！」という人は明るい筆致で。

「俺ら外仕事中心の人間は今年も安定の『地獄』でしたぜ？『はよ夏終われ！！』となんど願ったことか」
「今日も暑かった～ 朝は涼しかったから秋かと思ったがまだ夏だった...外回りは辛し」
「帰宅後に意識を保っていられないほどのこの疲労感はなんなんだろ...蒸し暑い場所で1日立ち仕事してるから？　もう早く夏終われよーしんどくてしんどくてしゃーないよー」

   夏はそろそろ幕を引くが、リオパラリンピックからハロウィンシーズンへ、それが終わればはやクリスマス商戦......と、これからもイベントは目白押し。そんな調子で今年の残り4か月もあっという間に過ぎそうだ。（MM）