就職や転勤にともない、春から新しい土地での生活をはじめた人も多いのではないだろうか。しかし、所変われば生活費も変わる。日本は世界の中で見ても生活費が高い国らしい。「東京、大阪なんて物価安いじゃん」ロイター通信によると、英経済誌エコノミストの調査部門エコノミスト・インテリジェンス・ユニット（EIU）が2017年3月21日に、「世界の生活費ランキング」を発表した。それによると、生活費が高い順に、トップは2016年に続き、シンガポール。2位は香港、3位はチューリッヒだった。円高の影響もあって、4位に東京、5位が大阪だった。6位はソウル、7位はジュネーブとパリと続いており、トップ10のうち、半分をアジアの都市が占めていた。調査は、食品や飲料、衣料、家庭用品、日常品など160の製品やサービスの価格をドル建てで算出し、ランキングした。この結果はツイッターでも驚きを持って受けとめられたようで、「世界生活費ランキング1位はシンガポール。東京4位、大阪5位超物価高上昇 来年、消費税10%実施。日本人、死ぬよ」といった高い生活費を嫌う声がある一方で、「シンガポールや香港って、東京や大阪より物価高いのか！でも欧州も税金とか外食とか高い印象あるが......」「東京がパリやニューヨークより生活費高いとは意外。家賃かな？」「生活費ではないけど、旅行した時にはチューリッヒの外食代は大阪の3倍、パリは2倍くらい高いように感じた。マクドの一番安いセットが日本円で1200円とか」「（北欧に留学中の人から）顎が外れるほどありえない。東京大阪なんてくっそ物価安いじゃん。コペンハーゲンより高い？んな馬鹿な」と東京や大阪よりも、もっと高い都市があるとの指摘も少なくなかった。節約するのに、手っとり早いのは？また、実際に生活費をおさえようと、「当然じゃけど、家から出んかったらお金使わんですむ！！今月は食費と生活費3万でおさえる！！」「（手作り弁当の写真とともに）俺は毎日このださい弁当を頑張って作り生活費をおさえるぜ！」「生活費とかぢゃなくて自分の物欲おさえるための金ね（笑）」「生活費おさえるより紙代とオタク費をおさえることがでかいし重いな？」「生活費が危ないため、うまい棒で食費をおさえる」「実家で生活費をおさえる計画」などと、さまざまな節約努力をしている人の声も上がっていた。こうしてみると、生活費をおさえるのに、一番手をつけやすいのが食費のようだが、削りすぎては、身体を壊してしまう。家計簿も心身も健全を保ちたいところだ。
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