駅員や乗務員への暴力、9年ぶりに200件下回る

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   東京メトロや東武、西武、東急、近鉄、阪急などの民鉄大手16社で、2016年度に発生した駅員や乗務員などに対する暴力行為の発生件数は189件となり、前年度に比べて36件減少した。日本民営鉄道協会が2017年5月25日に発表した。

   2007年以来9年ぶりに200件を下回った。

  • 民鉄駅員への暴力、9年ぶり200件下回る(写真はイメージ)
    民鉄駅員への暴力、9年ぶり200件下回る(写真はイメージ)

22時以降、理由なく飲んだ勢い... 

   暴力行為が発生する状況は、理由もなく突然暴力を振るわれるケースが最多で、48件あった。たとえば、深夜帯に改札口を突破した年齢不詳のお客に事情を聞いていたところ、お客のポケットから小銭が落ち、それを拾おうとした駅員の右手を、突然足で蹴って負傷させたという。

   次いで、駅員などが酔ったお客に近づいた時が43件。「迷惑行為を注意して」が30件、「けんかの仲裁」も13件あった。

   加害者の年齢で最も多かったのは30代と60代で、それぞれ41件。次いで40代の33件、20代31件、50代は30件だった。加害者の61%が飲酒していた。

   発生場所をみると、ホームが87件(46%)、改札が59件(31%)で、時間帯については深夜帯(22時以降)に集中して発生している。また、曜日別では日曜日が35件と1週間のうちで最も多かった。

   日本民営鉄道協会は暴力行為が減少した要因について、全国の鉄道事業者による啓発ポスターの掲出、警察官の巡回や警備員の配置、駅員の研修などの取り組みが浸透するとともに、駅員などに対する暴力行為の現状が利用者に認知されたことが寄与したとみている。

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