2018年 7月 21日 (土)

カス丸と学ぶ、忘年会の乗り切り方 (その5)お酌するにもマナーがあるじぇい!

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   いよいよ、忘年会だじぇい。その席で、気を付けなければならないことがあると思うんだけど...... たとえば、上座と下座とか、お料理の取り分けとか、お酌をするタイミングや順番とか? いろいろと気になるじぇい。

   最初にお酌をするべき人に列ができていたらどうしようか、とかも。そんなときは、他の人からお酌しても大丈夫なんきゃすか?

  • お酌する順番は?
    お酌する順番は?

接待する側が入り口近くに座るワケ

   どちらが上座か下座かというのは、今後の仕事のうえでも非常に役に立つことですので、マナーとして覚えておくのはとてもいいことですね。

   ただし、どちらが上座か下座かということだけではなく、なぜ、そのような座り方になっているのかを理解するのが必要なことだと思います。

   まず、その忘年会は接待なのか? どちらが予約をとって幹事となっているのでしょうか? それによって変わってきます。今回は、カス丸くんのジェイ・キャストが接待する立場でお店を予約している場合を想定します。

   取引先はお客様ですので入口(通路側)からみて奥の席が上座。入口側は接待するカス丸くん側で下座になります。その理由は、接待する側が、料理が運ばれてくる側の下座に座っていたほうが、注文する際や料理を取り分けたり、接待したりするのに都合がいいからです。

   それでは、次にお酌をする順番についてのマナーです。

   私が最も大切なマナーだと思うのは、順番ではなく、これまでの感謝の気持ちを込めてお酌をすることです。

   取引先を誘っての忘年会は、「今年はありがとうございました、来年もよろしくお願いします」ということを伝えるのが目的であることは、この連載のその1のとおり。お酌には、この言葉を直接伝えられる、一番のチャンスでもあるのです。

   また、お酌をする前には、「この方とあとでどんなお話をしようか?」「この方はこれまでに、どんな物語があったのだろう?」と考えておくことが大切です。お酌をした後には、必ずと言っていいほど軽くお話をすることになるはずです。毎日やり取りをしている方であれば、そこまで考える必要はないかもしれませんが、ほとんどお話ができないような取引先の上司の方や、自社の役員の方に、自分自身をアピールする絶好のチャンスなのです。

並んででもお酌することに意味がある

   さらに、お酌をするタイミングもとても重要です。お酌をするタイミングとは、その方への気配りであると考えることもできます。ですので、最初の乾杯のときはもちろんのこと、周囲を見渡しながら、飲み物がなくなった時、少なめになった時にも、きちんとタイミングを見計らってお酌をすることを心掛けましょう。

   念のため、お酌をする順番についてもお話しておきますね。

   基本的には、取引先(接待される側)、上司、先輩という順番になるでしょう。ただ、座る席によって、その順番のとおりにならない場面もありますが、できる限りは上司、先輩の順番で回れるように心掛けましょう。

   最初にお酌をするべき人に列ができていた場合でも、そのまま並ぶことをオススメします。なぜなら、並んででもお酌することに意味があるからです。

   どうしても席や部屋の構造上から、その順番では難しいという場合は、状況を見ながら、臨機応変に応対すればいいのです。気持ちを込めて、礼を尽くせば相手の方に伝わるはずです。

お料理を取り分けは適度な気遣いで

   お料理を取り分けるときも、順番とか、なにか注意することあるんきゃすか?

   お酌のタイミングにあわせて、お食事のタイミングについてもお話しておきましょう。忘年会となると、ほとんどの場合は4~6人ごとの大皿料理で提供されるように思います。

   取り分ける際に「分量を均等にできるかな」「足りなくなったらどうしよう」「好き嫌いはあるのかな」などと考えてしまう人も多いでしょう。

料理の取り分け方って、なにかルールがあるの?
料理の取り分け方って、なにかルールがあるの?

   しかし、周囲が求めているのは、完ぺきな取り分けではなく、お酌と同様に、きちんと気を遣える人かどうかを見ているだけなので、その辺りは気にしなくても大丈夫。また、料理の取り分けは最初の1回だけで問題はないでしょう。

   そのあとは、席が遠くて取りにくそうな人がいたら、気にかけるくらいでいいかもしれません。それぞれが自分で盛り付けるのがマナーです。

   このような話を聞くと、新米社員はお酌やお料理の取り分けのタイミングを常に気にして忘年会を過ごさないといけない、まったく楽しめないじゃないか! そう思われるかもしれませんが、そうではありません。適度な気遣いで、楽しくすごす。これがオススメです。

   次回は、「無礼講」はどこまで許されるのか、お話しします。

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