2024年 4月 19日 (金)

マック、決算絶好調で完全復活!? お客からも評価の声

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   日本マクドナルドホールディングス(HD)の2017年12月期連結決算は、売上高が前期比11.8%増の2536億円、本業のもうけを示す営業利益は2.7倍増の189億円、純利益は4.5倍増の240億円と、絶好調だった。2018年2月13日の発表。6年ぶりに最高益を更新した。

   鶏肉偽装問題などで失墜した信頼を回復し、復活の兆しが鮮明となった。

  • さらなる飛躍なるか!(マクドナルドのホームページから)
    さらなる飛躍なるか!(マクドナルドのホームページから)
  • さらなる飛躍なるか!(マクドナルドのホームページから)

「普通の会社(経営陣)ならまず無理」

   マクドナルドのトンネルは長かった。2014年の期限切れ鶏肉使用や、15年の商品への異物混入が相次いで発覚して以降、客離れが深刻化。15年12月期まで2年連続で最終赤字と、業績が低迷していた。

   そこで15年からは、「ビジネスリカバリープラン」と銘打った挽回策を打ち出し、大規模な店舗改装や新メニューの積極投入。スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」との協業など、数々の施策が功を奏して、2016年12月期連結決算では純利益が53億円と3期ぶりに黒字に転換していた。

   今回の決算を受けて、ヤフーニュースのコメント欄では、

「今のマクドナルドには客のニーズに少しでも寄り添っていこうという姿勢が見える。ほんの数年前にはなかったのに」
「なんだかんだ言ってもマックはすごいよな。あの状況からしっかりV字回復させるのだから。普通の会社(経営陣)ならまず無理」

と、サラ・カサノバ社長の手腕を評価する声が多かった。

   また、

「波に乗ったところにまたもや中国の期限切れチキンナゲット混入とかの話が出ないように、このまま気を引き締めて頑張ってほしい」

といったエールも送られた。

   今後は「完全復活」をめざし、2018年~2020年の目標に経常利益の年平均10%以上成長などを掲げた。達成に向けては、デリバリー事業の拡大やデジタル技術の活用など積極攻勢を続けていく。

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