「ええっ」って顔をされた...... 同性カップルの家探し、そのときカミングアウトするしない?
2018.06.03 10:00
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「女性同士の入居に不信がられてしまった」
さらに、「家探しの際に、LGBTであることで苦労があったか」聞いたところ、「あまり苦労していない」「まったく苦労していない」を合わせて、全体で55.7%と半数を超えた。ただ、「やや苦労した」「非常に苦労した」も全体の44.3%を占め、苦労した人も多いことがわかる。
特に「非常に苦労した」割合は、男性同士のカップルが22.2%、女性同士は8.0%と、女性よりも14.2ポイント高く、かなり苦労しているようだ。
「断られた」(29歳、ゲイ)
「同性同士の同居に対して、不動産会社の人たちから偏見の目で見られた」(53歳、ゲイ)
「『ええっ』って顔をされた」(58歳、ゲイ)
「女性同士の入居に不信がられてしまった」(33歳、女性・バイセクシュアル)
といった声が寄せられている。
その一方で、LGBTに配慮がある行政区に相談したり、物件を購入したりするケースでは、あまり苦労せずに家を探せるようだ。
なお調査は、LGBTに該当し、かつ同性のパートナーがいたことがある18~59歳の全国の男女を対象に、2018年3月26~30日にインターネットで実施。有効回答数は364人(このうち、男性同士カップル227人、女性同士カップル137人)。