2024年 4月 26日 (金)

米国、対中追加関税を発動 軟調なドル円相場に挑んだ慶大、その結果は......

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   軟調なドル円相場が続いている。注目されたのは、2018年7月6日の発動を前にした米国による中国への追加関税だ。トランプ政権による貿易戦争の激化への警戒感が強まるなか、7月3には111.14 円をつけたが、翌4日の米独立記念日を控え、利益確定売りに押されて110 円台後半まで下落。上値が重く推移した。

   トランプ米大統領の過激な政策に、6日、中国も直ちに報復関税を実施する方針を表明。貿易戦争の激化が懸念される。早稲田大の惟光は「111円の壁」を前に様子見を続行。慶応大の石油王が果敢に挑むが、その結果は......

  • 軟調なドル円相場に苦戦……
    軟調なドル円相場に苦戦……
  • 軟調なドル円相場に苦戦……

「111円」は破ることのできない壁なのか!?(早稲田)

7月6日(金)

   先週に引き続き、今週も値動きの乏しい1週間だった。日足のラインチャートを見てみると、7月2日を境にして反落してしまった。やはり111円というラインは強く意識されており、かつなかなか破ることのできない壁となっている。

   5月下旬から続けて意識されている目安であり、これまで3度(5月21日、6月15日、7月2日)にわたって、ブレイクアウト(過去数度の高値や安値から意識される価格帯を、更新した場合にトレンドが勢いづくこと)するかと相場は上昇方向へ転じたものの、結局反落したのちレンジ相場に落ち着いてしまった。

   ここ数か月にわたって上昇トレンドを示すものの、111円の壁を抜けることはできていない。ここでロウソク足チャートを見てみると、ペナントの形を形成していることに気が付いた。

   111円のラインを垂直に引き、ここ2か月の間の記録的な安値(3月23日、5月29日、6月26日)を直線で結んでみると、三角形の角が描き出される。その頂点はあと1週間とちょっとでやってくる。この付近はトレンドが大きく動く節目になりそうだ。

   この三角形の形はロウソク足チャートでもラインチャートでもきれいな形を呈しており、ペナントの形が確認できる。きれいな形であるため、この頂角付近では大きな値の動きが期待できそうだ。ブレイクアウトが確認できれば、買いでエントリーしたい。

   今週は取引を見送った。

前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
7月6日現在  9206円

   なお、明治大のRWは就職活動で忙しく、今週も取引を見送った。

前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
7月6日現在  9512円

プロフィール
早稲田大学 惟光
早稲田大学文学部2年、埼玉県出身。尊敬する人は、「投資の神様」ウォーレン・バフェットに紫式部! 旅行や写真が大好きで、サバの竜田揚げも大好き。 将来は「チャンスを平等にすることがしたい!」という。これまでFXはスキャルピング(ポジション保有後、短時間の内にわずかな価格変動から儲ける方法)で取引していたが、最近はスイングトレードに転向した。仮想通貨の取引も始めるなど、投資への関心は強く熱い。
明治大学 RW
明治大学総合数理学部2年、長野県出身。好きな歌手は、乃木坂46。趣味は映画観賞や乃木坂46が出ている番組の視聴で、週末などに楽しむ。将来は、IT系の仕事に就きたいと考えているが、今は単位を落とさないようにするのに必死。(笑)株式投資からスタートし、最近はビットコインを少々カジッたところ。為替相場は株式投資にも影響する大きな材料。FX投資はデモ口座でやったことがある程度だが、大学対抗戦となれば、話は別。経験を積みながら、トップを狙う。
慶応大学 石油王
慶応大学商学部3年、京都府出身。好きな歌手はCHEMISTRY。将来は証券ディーラーになりたい! 小学生のとき、父のFX投資を間近に見ていたことをきっかけに、為替に興味を持つ。中学1年のときのリーマンショックで怒涛の円高を目の当たりにし、この時に円を売っていれば大儲けできたのではないか、と気付いたという筋金入りのFX投資家。現在はテクニカル分析と呼ばれる、チャートの形状を判断材料としてトレードする手法を研究中。為替相場の世界で大成功を収めることを夢見て、日々精進中という。
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