2018年 8月 18日 (土)

職場の冷房、適温ってどのくらい? 政府の設定は「28度」だけど......

印刷

   今夏の暑さは異常だ。連日の猛暑で、埼玉県熊谷市ではとうとう国内で歴代最高気温となる41.1度を、2018年7月23日に記録した。この暑さに、職場も冷房なしではいられないものの、その適温となると、設定がなかなか難しい。

   市場調査のインテージ(東京都千代田区)によると、職場で男性が「快適」と感じる設定温度は平均25.0度、女性は25.7度だったことがわかった。7月27日に発表した。政府は2005年から、環境に配慮した冷房の設定温度として「28度」を提唱。「クールビズ」とともに広く認知されているが、3度ほどのかい離があった。

  • 男性と女性では、適温に差がある!
    男性と女性では、適温に差がある!

職場の設定温度、男性の約半数が「暑い」、女性は3割強

   インテージの「夏の職場の設定温度に関する意識と実態についての調査」によると、夏の職場の室温の感じ方について、「『ちょうどいい』と感じることが多い」と答えた人は、36.3%だった。「暑い」「寒い」と答えた人はそれぞれ42.3%、21.4%と、あわせて63.7%の人が「適温ではないことが多い」と感じている。

   また、感じ方には男女差があり、男性は46.7%の人が「『暑い』と感じることが多い」と回答。「ちょうどよい」は40.1%だった。女性は、「暑い」(35.6%)、「ちょうどいい」(30.6%)、「寒い」(33.7%)が、それぞれ30%台に分かれた。女性は男性以上に、室温の感じ方にバラつきがあり、適温と感じている人の割合が低いこともわかった=別図参照

kaisha_20180728162857.jpg

   職場の冷房設定温度は平均で「25.7度」。一方、自分が「快適」と感じる職場の冷房設定温度は、全体では25.2度(サンプル数1145)。勤務形態別でみると、主に内勤(964)が25.3度、主に外勤(132)が24.9度、主に屋外作業(49)は24.8度だった。

   ただ、同じ職場で働いていても、人やパソコンの密集度や、冷房の送風口の位置などの環境や、暑い外からオフィスへ入った時、終日デスクワークをしている時といった労働条件によっても、室温の感じ方は異なる。

男性は「ガマン」する!

   さらに、「暑い」「寒い」と感じた時の行動をみると、男性は「ガマン」する、女性は「周囲に確認して温度を変更する」傾向があることがわかった。

   たとえば、暑さが厳しいときに「ガマン派」(「寒がる人がいるので我慢する」と「設定変更が面倒なので我慢する」の合計)は、男性が48.2%にのぼる一方、女性では36.5%にとどまっている=別図参照

職場が暑いとき、寒いとき、どうする?
職場が暑いとき、寒いとき、どうする?

   なお、調査は首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)で働く(パート・アルバイトを含む)20~59 歳の男女を対象に、2018年6月18~21日に実施。サンプル数は1490人。

今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!

注目情報

PR
J-CAST会社ウォッチ会員向けセミナー
しごとの学校
  • 【限定30名】スマホでわかるGDPR入門セミナー~あなたの会社、準備は大丈夫ですか?~

  • 企業承継と相続対策セミナー弁護士は見た!「社長が認知症に!? 悲惨な現実と対応策」

  • 「"無期転換ルール" あなたの会社は大丈夫?」 ~これからでもできる!企業のリスク回避術~

  • 追悼
    J-CASTニュースをフォローして
    最新情報をチェック
    電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中