2019年 10月 20日 (日)

成功者には「共通点」があった! 「お金の増やし方」のコツが見える(J.D.POWER)

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   平成最後の年、2019年が明けた。年始は今年の目標や豊富を考えるとき。このタイミングで、将来を見越して「お金を貯めよう! 増やそう!」が目標の一つになった人も多いのではないだろうか。

とはいえ、お金を貯めるのも、増やすのも、そう簡単ではない。コツコツ、地道にはわかるが、つい考えてしまうのが「お金が貯まる最短ルートはあるのか?」ということだろう。

   世界中で顧客満足度(Customer Satisfaction=CS)の調査をしているJ. D. Powerでは2011年から、「資産運用顧客満足度調査」を実施している。今回はこの調査から、資産運用に成功して、大いに満足している人たちの声を聞くことで、「お金の増やし方のコツ」を探ってみた。

  • お金を増やすにはコツがある!?
    お金を増やすにはコツがある!?

儲かっている人は金融機関に対する満足度が高かった

   J. D. Powerが発表する顧客満足度は、1000点満点で表される。下図1は、運用益が出て、資産運用額が増えた人の割合を見たものだが、これによると投資信託を保有する人、株式を保有する人のいずれも、金融機関への満足度が高い人ほど運用額が増えていた。つまり、「儲かっている」人の割合が高いことがわかる。当たり前だが、利益が出て儲かれば、顧客の満足度は上がるということだ。

   では、「儲かって満足!」という人が、どのような資産運用ライフを送っているのかを見れば、お金の増やし方のコツがわかるかもしれない。

直近1年、運用益で運用額が「増えた」人の割合
直近1年、運用益で運用額が「増えた」人の割合

「なぜ今やるのか」「何のためにやるのか」を決める!

   「儲かって満足!」という人の資産運用をお手本にするならば、まずは彼らの投資のきっかけ、目的を知るところから。

   下図2を見てほしい。運用成功者の割合が高い、満足度の高い顧客層ほど、老後のため、配当や株主優待のため、リスク分散のため、趣味・娯楽のためと、目的意識が明確になっていることが一目瞭然だ。

   逆に、「なんとなく資産を増やしたい」と答えた人の割合をみると、満足度の低い人ほど高いようだ。

   成功者からの最初のメッセージは、「成功のカギは、始める前にある! どんな理由でもいいから、なぜ今やるのか、何のためにやるのかを決めよ!」ということだ。

資産運用・投資の目的
資産運用・投資の目的

お買い得情報メールを迷惑フォルダに放り込むタイプは考え直して

   次に気になるのは、金融機関との付き合い方だろう。資産運用を始めると、当然、取引のある金融機関から、ダイレクトメールや、e-メールやSNSを通じてさまざまな情報が飛んでくる。

   運用成功者たちは、こういった情報をどう扱っているのだろうか――。データを紐解くと、自分の保有資産の運用状況は、誰もがしっかり確認しているようだ。さらに、成功者が多い高満足度層ほどキャンペーンや新しい投資商品、マーケット情報など、金融機関からの情報提供をきちんと見ていることがわかる=図3参照

   メルマガやe-メールなどインターネット経由で金融機関から送られてくる情報は、一般的に特定の人にだけ送られるものではなく、顧客に平等に送られてくるものだ。そうした中で、運用成功者はこうした情報にも敏感に反応し、自分なりに咀嚼しているようなのだ。

   加えて、現在お付き合いしている金融機関に、今後どのようなことを期待するかをみると、運用成功者の多い、金融機関への満足度が高い人ほど、保険や相続対策といった直接的な投資や、資産運用以外の情報への関心も高かった。

   これをみても、成功者は現在、自身が運用している投資商品以外にも、広く金融機関から情報を引き出そうとする意欲が感じられる。

   もし、あなたがネットショッピングなどで、一度買い物をした店からのバーゲン情報やお買い得情報をスルーして、すべて迷惑メールフォルダに放り込むタイプの人だとしたら、どうだろう。もしかしたら、「オトク情報」をみすみす見逃していることにはならないか。

   成功者からの2つめのメッセージは、「お金の情報に貪欲であれ!」ということだ。

金融機関からのメール、捨てていませんか?
金融機関からのメール、捨てていませんか?

迷ったら、ウェブサービスが充実している金融機関を選べ!

   とはいえ、儲かって満足している人といえども迷いはある。人によっては、なんらかの不安・不満を理由にお付き合いしている金融機関に見切りをつけて、現在取引のある金融機関に切り替えたことがあるかもしれない。

   そうであれば、なぜ利用していた金融機関を変えたのか、経験者の様子を見てみよう。そうすれば、これからどういう金融機関を選べばいいのか、また運用成功者たちが何を重視して金融機関を選んでいるのかが見えてくるはずだ。

   すると、「見切り」をつけた理由のトップは、手数料の高さだった。お金の成功者に近づくために、少しでも安い手数料を求めたワケだ。さらに注目すべきは、第2位、第3位だ。ネットサービス、モバイルサービス、ホームページとウェブ関連が充実していないことを理由に金融機関を変えていることがわかる=図4参照

   成功者からの3つめのメッセージは、「これから選ぶなら、迷っているなら、ウェブサービスが充実している金融機関を選べ!」ということだ。

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あなたの「始めます!」宣言で、成功者は向こうから寄ってくる

   どうだろう。彼らからもっといろいろな話を聞いてみたくなったのではないだろうか。しかし仲間内といえども、日本人にとってはなかなかしづらいのが、「お金の話」。そもそも、自分の周りに話ができる人、相談できる人がいるのかどうかがよくわからない、という人も多いのではないか。

   そんな人のための安心材料がある。じつは「運用成功者は、投資に興味がある人を見つけると、自分の使っている金融機関を積極的にオススメしたいと考えている」のだ=図5参照。しかも、本人がこれからもその金融機関とお付き合いを続けていきたいからオススメする、というのだから、より説得力が増すというもの。

   運用成功者ほど、本当に投資に興味のある人には、自身が持つ情報をシェアしてもよいと思っているのかもしれない。

   成功者と仲良くなりたいと思っても、「オススメの金融機関はどこ?」「うまくいくコツは何?」とは、なかなか聞きにくいかもしれない。でも、まず自分が周囲に向けて「投資に興味があるんだ」と宣言するだけであれば、意外と簡単にできるのではなかろうか。

   2019年、あなたが「お金を増やそう!」と決意したのであれば、まずは新年会で「投資やります、始めます!」と、宣言してみてはどうだろう。

投資に興味がある人がいればお勧めの金融機関を教えたい
投資に興味がある人がいればお勧めの金融機関を教えたい
本社は、米国カリフォルニア州。顧客満足度(CS)調査、コンサルティング、CS向上教育・トレーニングの専門機関。独自のインデックス・モデルを使って顧客満足や顧客経験の構造を明らかにして正確に測定・指数化する。世界の19 のオフィスで、800人以上のアナリスト、統計専門家、エコノミスト、コンサルタント、消費者行動のエキスパートからなるチームを組成。インドや日本、中国、シンガポールなどのアジア圏のほか、北米、豪州、ドイツ、英国など、世界中で顧客満足に関わる情報を消費者と企業に提供する。
調査対象は、自動車、金融、保険、携帯電話、ホテルのほか、ITソリューション、OA機器、自動車部品など多岐にわたる。
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