2020年 11月 29日 (日)

愕然!中堅社員の8割超がパワハラ被害 3人に1人が「退職」の泣き寝入りとは......

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   中堅社員のなんと8割以上がパワーハラスメント(パワハラ)の被害を経験していることがわかった。しかも、被害を受けた人の3人に1人が「解決策」として「退職」を選択、泣き寝入りをしているというのだ。

   人材採用・入社後支援の「エン・ジャパン」が35歳以上を対象にした「パワーハラスメント・アンケート」調査で、深刻な実態が浮かび上がった。2019年2月20日の発表。

  • あなたのその言動、パワハラです!(写真はイメージ)
    あなたのその言動、パワハラです!(写真はイメージ)
  • あなたのその言動、パワハラです!(写真はイメージ)

「首をつかんで殴る、棒で叩く暴力を振るわれた」

   パワハラとは、同じ職場で働く者に対して職務上の地位や人間関係などの優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える行為のこと。現在、厚生労働省が、職場のパワハラ防止措置を企業に義務づける法整備を進めている。

   調査ではまず、「パワハラを受けたことがあるか」を聞くと、82%が「ある」と答えた。これは性別や年代別にほとんど差がなく、8割以上の人がまんべんなく被害を受けていた=図表1参照。

(図表1)パワハラを受けたことがありますか?
(図表1)パワハラを受けたことがありますか?

   パワハラを受けた人に被害の内容を聞くと(複数回答)、「精神的な攻撃(公の場での叱責、侮辱、脅迫)」(66%)が最も多かった。男女別に見ると、女性は男性に比べ、「人間関係からの切り離し(隔離、無視、仲間はずれ)」(45%)、「過小な要求(仕事を与えない、程度の低い仕事を命じる)」(33%)、「個の侵害(プライベートに過度に立ち入る)」(27%)などの回答が目立った。=図表2参照。

(図表2)どんなパワハラを受けましたか?
(図表2)どんなパワハラを受けましたか?

   加害者で最も多かったのは「同性・年上の社員」(75%)だが、男女別に見ると女性は男性に比べ、「異性・年上の社員」(40%)が多かった。男性の上司・同僚から被害を受けるケースが目立つわけだ。

   実際にあったパワハラ被害を聞くと、刑事事件になってもおかしくない事例も少なくない。

「『子育てをおろそかにしているのではないか』などとプライベートについて根拠もなく悪口を言われ、詮索をされ続けた」(35歳女性)
「首をつかんで殴る、棒で叩くなどの暴力を振るわれた」(36歳男性)
「ほぼ毎日、夜中に私への非難のメールが長文で送られてきた。その中には解雇をほのめかすような記載もあった」(36歳女性)
「子供が体調不良でも休ませてもらえなかった。さらに、深夜残業をしていると、私の仕事の進め方が気に入らないという理由で、30分以上も説教をされた」(37歳女性)
「自身の機嫌が悪いと、机を蹴ったり、人に向けて物を投げたり、圧力をかけてくる」(39歳男性)
「業務上のささいなことを洗いざらい拾われ、毎朝職場のみんなの前で叱責を受けた。そのあげく、突然有無を言わさず解雇された」(41歳男性)
「上司から椅子を蹴られるのは毎日。作った書類を目の前で破り捨てられたり、不可能な仕事を与えられて時間がかかるとみんなの前で怒鳴られたり、人格を否定され続けた」(41歳男性)
「リーダーからミーティングのスケジュールを知らされず、何度も遅刻や未参加となった。また、初めて自分が契約を取った案件から理由もなく外されたり、飲み会に1人だけ呼ばれなかったり、事実と異なる評価を言いふらされたりした」(44歳女性)
「家族のことを馬鹿にされたり、『今すぐ屋上から飛び降りろ』と脅されたりした」(46歳男性)
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