2019年 6月 18日 (火)

【外国人に聞く!】「外国人労働者の賃金は安くない」 やがて会社はそのことに気づくはず

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日本人の作業を、外国人に置き換えてもコストは下がらない

   インド料理店を経営するバットさんは、こんな経験をしている。

「うちで働くインド人シェフが、他の飲食店からよくヘッドハンティングされるんです。でも、必ず3か月で戻ってくるんですよ。それはなぜか。額面の給料だけを考えて引き抜くことが多いからなんです。たとえば18万円の給料を払っていて、それに住む家を提供して、食事を提供して、なおかつ彼らのメディカルケアとかも手当する。そのすべてを会社が背負っているわけです。そういった負担を考慮しないで引き抜いていくんですよね。
   一回雇ってみないとわからないみたいですよ、そうことが。だから、外国人労働者を雇うことによって賃金が割安になるという考え方は、すぐになくなると思います。計画的に、組織的に進めていかないと割安にはなりません」
「外国人の雇用は組織的に進めていかないと割安にはなりません」と、バットさんは言う
「外国人の雇用は組織的に進めていかないと割安にはなりません」と、バットさんは言う

   つまり、単純に日本人一人の作業を、外国人一人に置き換えることではコストは下がらない。むしろ、言葉も伝わらないし、仕事が疎かになったり、商品が劣化したりしてくるので、外国人労働者を雇う意味すらなくなるわけだ。

   「たとえば、工場で服を作る外国人を大量に集めてきて仕事をさせるなど、スケールメリットをつくり出すことですね。20、30人をまとめて雇って、地方の生活コストが安いところに住み、そこを管理者一人に任せて......。そんな感じで運営すれば、成り立っていくと思います」と、バットさんは話す。

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