2019年 12月 15日 (日)

なさそでありそな「座席」問題 放っておくと「ハラスメント」で訴訟沙汰かも(篠原あかね)

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   突然ですが、読者のみなさま。電車で端から2番目の席に座っていると、ある駅で端の席の人が降りました。あなたはすぐに端の席へ移動しますか?

   移動するという方も多いと思います。片側に人がいないのは気楽ですし、荷物を端に寄せれば、隣の人に触れる心配もありません。じつは私も、「端へ移動する派」です。

  • 新幹線の座席を予約するにも気を遣います……
    新幹線の座席を予約するにも気を遣います……

彼は私と同じ空気も吸いたくないのか?

   「移動する派」の私ですが、これができるようになったのは、わりと最近です。

   なぜなら、すぐに移動すると、私がまるで隣の人を避けているようで、相手が嫌悪感を持つのではないかと心配だったからです。「そんなに逃げるように移動しなくてもいいでしょ!」「私、臭くないですよね!」と思われるかも......と。そんな気の遣い方をしていたのです。

   ほかには、通勤経路が同じ社内の人とバッタリ行き会った時も、困りませんか。雑談ぐらいすべきか? いや、プライベート時間を邪魔されたと受けとめられるか? そんなことを考えただけで、通勤時間がいつも以上に長く感じます。

   特に異性の場合は気を遣いますよね。一見、些細かとも思われるかもしれませんが、組織ではちょくちょく、この席の問題が顔を出します。

   私が秘書をしていたころ、役員2名分の新幹線チケットを手配したのですが、席を隣同士にしたら取り直しを命じられたことがありました。

   移動時間を自分のペースで仕事したい役員の希望でしたが、今度は逆にもう1名の役員から「彼は私のことを嫌っているのか? 車両まで変えるとは、同じ空気も吸いたくないのだろうか?」と、真顔で尋ねられて返事に困ったことがありました。

篠原あかね(しのはら・あかね)
リクルートにて企業研修アシスタント、金融機関等での役員秘書を経てビジネスマナー講師として活動。2011年よりスマートコミュニケーションズ代表。ビジネスマナー、コミュニケーション、CS向上等の企業研修のほか、自身の宴会幹事経験をもとに「愛される宴会部長セミナー」も主催。著書に『宴会を制する幹事は仕事も制す。』『マンガ 黄金の接待』(監修)などがある。お客様や社内で愛されキャラになるコツを悩める社会人へ発信中。
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