2020年 10月 20日 (火)

「自己肯定感」が高い人は幸福! 心理カウンセラーが語る「ネガティブ思考」との付き合い方

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   自己肯定感が高い人の人生は幸福であるといいます。仕事でも恋愛でも人生でも、チャレンジでき、いい人間関係を築けるには、「何があっても大丈夫」と思える自己肯定感の高さが重要なるといわれています。

   しかし、無理に高める必要はありません。

「自己肯定感ノート」(中島輝著)SBクリエイティブ
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ネガティブを恐れてはいけない!

   心理カウンセラーの中島輝さんは、自己肯定感は自分で高めようとしなくていい。自分以外の力で高めていくことが大切だといいます。そのために、いちばん効果的な方法が、「書く」こと、と言います。

   人はネガティブな思考をしてしまうようにできていると言います。アメリカで行われた心理学の研究によると、私たちは1日に約6万回の思考をしているそうです。これは起きている時間、1秒に1回、何らかの思考をしながら生きている計算になります。

「しかも、6万回のうち、約80パーセント、約4万5000回は、身を守るためのネガティブな思考になりがちであることがわかっています。1日24時間、8時間の睡眠をとっているとして、3秒に2回はネガティブな感情が頭の中をよぎっていることになるわけです」

と、中島さんは説明する。

「ネガティブな思考をもつことが悪いわけではありません。大丈夫かな? できるかな? あの人と会うの嫌だな? これから疲れるんだろうな? といった単語は、あなたを失敗や危険から遠ざけ、あなたを助けてくれる大切なキーワードです。これらのキーワードを『書く』ことで自己表出すると、目で確認することができます」

   中島さんによれば、自己肯定感が高いときは、物事を前向きに解釈したり、積極的に行動したりする単語が多いそうです。逆に自己肯定感が低いときは、ネガティブな単語が多いかもしれません。

   「書く」ということで、自己肯定感の状態がわかるのです。「書く」ということは、自分の中から、思考をいったん取り出すことでもあります。そうすると、どんな行動が望ましいかわかってきます。

   ネガティブなことであっても、「書く」ことで自己肯定感の状態を傍徴することができれば、自己肯定感を維持し続けることができるようになります。そのために必要なもの、それは1本のペンと1冊のノートだけなのです。

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所客員研究員
代議士秘書、大手コンサルティングファームで、経営・事業開発支援、組織人事問題に関する業務に従事。IT系上場企業などの役員を経て現職。現在は障害者支援団体のアスカ王国(橋本久美子会長/故・橋本龍太郎元首相夫人)を運営。NHK、民放各社のテレビ出演、協力、経済誌などの掲載多数。著書は多く、近著に「頭がいい人の読書術」(すばる舎)がある。
経営学修士、経済学修士。東京都出身。
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