2024年 4月 20日 (土)

【決着! 企業分析バトル】企業名からはわからない事業内容やビジネスモデルを「掘り起こす」!(國學院大学)

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   「シューカツに役立つ企業分析バトル カブ大学対抗戦」の連載をはじめてから、もう1年が経った。「早いなぁ......」と、感じている。

   企業分析バトルは、その名のとおり、5つの大学で株式投資を競い合う戦いでもあるが、その一方で自分自身が分析した方法や企業の見方などを発表できる場でもあった。そことは、来季(2020年)を闘う後輩たちに強く受け継いでもらいたい。

  • 「三重交通グループホールディングス」は不動産事業が中核になっていた(写真はイメージ)
    「三重交通グループホールディングス」は不動産事業が中核になっていた(写真はイメージ)
  • 「三重交通グループホールディングス」は不動産事業が中核になっていた(写真はイメージ)

いろんな魅力を持っている企業がたくさんある

【総資産の合計】
投資総額       136万4700円
回収した金額     122万6200円
損益の状況   マイナス13万8500円

   株式投資でバトルとなると、少しハードルが高い気がしてしまうが、この企業分析バトルは今、自分が気になっている企業や業界などを自由に分析していいので、正解がない世界だ。なので、自分の気になる企業や興味を持った企業、「旬」な企業など、いろいろな企業を臆せずに分析してほしいと思う。

   また、私がこの記事を執筆するうえで心がけていたのが、有名企業の分析ではなく、少しわかりにくいビジネスモデルであったり、「誰もが知っている」とはいえなかったりする企業を中心に分析することを心がけてきた。

   その理由は、学生や読者のみなさんに、いろいろな魅力を持っている企業が日本にはたくさんあって、そのことを知ってもらいたいからである。

   たとえば、2019年1月に公開された「三重交通グループホールディングス」は記事掲載後、「不動産事業が中核とは知らなかった」という意見などをいただくことができた。このように、名前や業界を見るだけでは気がつきにくいビジネスモデルを持っている企業の分析を行い、読者のみなさまにお伝えすることができるのも企業分析バトルの勉強になることの一つだと思う。

   これを、「シューカツに役立つ企業分析バトル カブ大学対抗戦」に参加する後輩に向けてのメッセージとしたいと思う。

   自分自身、なかなか分析する機会がなかった企業を、この企業分析バトルを通じて分析できたことは、株式投資のための知識を増やすことに本当に役立った。定期的に自分の知らない企業を分析するクセを、投資初心者の方には身に付けていただきたいと思う。

   「おっ」というような、思わぬ発見や驚きがあるかもしれない。

アステリア株、買い増しするも......

13万8500円の損失で終わった......
13万8500円の損失で終わった......

※ 数字は、連載の掲載順。取引履歴のない銘柄は、分析のみ。

4.アステリア(記事掲載2018年11月 4日)

・株式購入日と株価・株数・投資金額

2018年10月30日      200株 1017円 20万3400円
追加購入:2019年2月22日 200株 812円 16万2400円
合計(平均取得単価914.5円)400株      36万5800円
・売却日と株価・株数・回収した金額
 な し
・株式の含み益・損
2019年11月29日(株価 642円)  マイナス10万9000円

8.オービックビジネスコンサルタント(記事掲載2018年12月 5日)

・株式購入と株価・株数・投資金額
2018年11月30日  200株 4710円   94万2000円
・売却日と株価・株数・回収した金額
2019年2月22日   100株  4460円  44万6000円
・株式の含み益・損
2019年11月29日(株価4880円) プラス1万7000円
※ 1対2の株式分割があったため、株価はそれを踏まえ修正済み。

12.三重交通グループホールディングス(記事掲載2019年1月 9日)

・株式購入日と株価・株数・投資金額
2019年12月25日  100株  569円  5万6900円
・売却日と株価・株数・回収した金額
 な し
・株式の含み益・損
2019年11月29日(価格604円)   プラス3500円


22.キング(記事掲載2019年3月14日)
27.インヴァスト証券(記事掲載2019年4月11日)
30.楽天(記事掲載2019年5月18日)
34.「カオナビ」(記事掲載2019年6月10日)
35. Sansan(記事掲載2019年7月 8日)
40.UUUM(記事掲載2019年8月26日)
44.スクウェア・エニックス・ホールディングス(記事掲載2019年10月19日)

プロフィール
國學院大學 KISHU
経済学部3年。大学の投資サークルKISHU代表。投資は、FX投資歴が約3年。株式投資歴は1年半ほど。株式は長期投資がメイン。「同世代、次世代の後輩たちに投資を広め、少子化で厳しくなる世代だからこそ投資の素晴らしさを伝えたい。投資が身近な存在である社会にしたい!」と思っている。「温かい目で見守っていただけると幸いです」
Twitter:@KISHU_KGU
【株式取引ルール】
  • 月200万円を上限に最低1銘柄(企業)を選ぶ、バーチャル投資です。
  • 投資対象は、新興市場を含む上場企業の現物取引です。
  • 1年間のトータルで損益を競います。
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