2020年 10月 22日 (木)

【尾藤克之のオススメ】医療・年金制度を俯瞰的に理解したいなら、この一冊

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   障害年金をご存知ですか。障害年金は、国民年金法、厚生年金保険法等に基づき、疾病または負傷(傷病)によって、所定の障害の状態になった者に対して支給される公的年金になります。

   障害年金は公的な制度にも関わらず、あまり知られていません。制度や手続きがわかりづらく、医療従事者や支援者さんにも正しい情報が行き届いておらず、また手続きの準備に時間がかかることから、申請をあきらめてしまう人も少なくありません。

知りたいことが全部わかる! 障害年金の教科書(漆原香奈恵著, 山岸玲子著, 村山由希子著)ソーテック社
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障害年金にはメリットがたくさん

   障害年金は、病気やケガで日常生活に支障が出ているときや、安定して働くことが難しいときにもらえる公的な年金であり、老齢年金や遺族年金と同じ国の制度です。

   障害というと、すごく重症な状態を想像してしまいますが、じつは多くの病気やケガが対象となります。

   病気やケガは、誰にでも当事者になる可能性があります。病気やケガで日常生活への支障や不安を抱えているご自身やその家族に、障害年金という心の糧となる存在に気づくことで、「よくわからないまま」ではなく、「納得しながら請求手続きをする」ことが大切です。

   障害年金は親亡きあと、子供の力強い味方となってくれます。適切なサービス、サポートが受けられるようになり、自立につながるケースも多くあります。また、経済的な安心をもたらすだけでなく、精神的な不安を軽減することにもつながります。

   しかし、障害年金の存在を知らずに、もらえるはずの年金の手続きをしていなかったり、いざというときに手続きを進めようとしたところ、ふだん見慣れない書類を適切に準備する過程で、その手続きの煩雑さに頭を抱えて、あきらめてしまったりすることもあります。

   障害年金は公的年金であるにもかかわらず、まだまだ知られていないのです。自分には無関係と思い込んでいる人が多いのです。じつは身近なさまざまな病気やケガでも、誰しもが障害年金の要件を満たす対象者となる可能性があります。公的年金は障害年金を含めて、「保険」としての機能を持つのです。

   障害年金の相談の場では、仕事のこと、家族のこと、将来のことなど、多くの不安の声があります。とりわけ、わが子が障害を持っていると、自分が亡くなったあとの生活について漠然とした不安を抱えています。将来の選択肢について考えて、利用方法を確認しておくことで、不安が軽減されるはずです。

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所客員研究員
代議士秘書、大手コンサルティングファームで、経営・事業開発支援、組織人事問題に関する業務に従事。IT系上場企業などの役員を経て現職。現在は障害者支援団体のアスカ王国(橋本久美子会長/故・橋本龍太郎元首相夫人)を運営。NHK、民放各社のテレビ出演、協力、経済誌などの掲載多数。著書は多く、近著に「頭がいい人の読書術」(すばる舎)がある。
経営学修士、経済学修士。東京都出身。
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