2020年 10月 31日 (土)

来春卒の就活戦線はカオス 正直者がバカを見るのが就活だ!(鈴木修二)

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   就活ルール廃止のニュースの存在を、果たしてどれだけの人が認識して、その本質を理解しているのだろうか――。

   軽く確認しておくと、従来は日本経済団体連合会(経団連)に加盟しているような大手日系企業は決められたスケジュール(3月1日広報解禁、 6月1日選考開始、 10月1日内定)にそって採用活動を行うよう、いわば罰則なしの紳士協定が結ばれていた。

   しかし、これには経団連に加盟しておらず、独自の採用体制を敷く外資系企業やベンチャー企業に優秀な人材を先に囲われてしまうというジレンマがあった。

   そこで、今回の変化である。

  • キャプション 3月、就職活動がはじまった!
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インターンシップは採用選考に関係ないんじゃないの?

   経団連による「就活ルール」を事実上廃止することで、日系大手企業が自社の好きなように採用活動を展開することが可能となった一方で、われわれ学生の就職活動はより複雑化していくことが避けられなくなってきた。

   ただ学生にとって、さまざまな企業の採用活動の状況を一括して把握できなくなったのは不便だと思うが、正直言って学生にとっても今回の「変化」は悪いことばかりではないと思っている。

   企業のインターンシップ機会が増え、より社員や企業と密接に関わり合うことで企業と自分の相性を的確に見極めることができるようになった。とはいえ、2020年卒には政府側が企業に対して、一応スケジュールを順守するよう要請しているため、企業の体裁と実情が交錯する、チグハグな場面に出くわすことが多々あって、正直面食らった。

   たとえば、「インターンシップは、当社の採用選考には一切関係御座いませんので、ご安心ください。」などの文言。企業側のマイページや送られてくるメールに、しつこいくらいに記載されていて、「もう、わかったよ」とげんなりする。

   もはや具体的な企業名を挙げるまでもなく、ほとんどの企業が同じように、こう書いているのだ。しかし、某大手銀行の採用担当者は、インターンシップが採用活動には関係大アリなため、今年からこういった文言を削除したと、苦笑いしながら言っていた。まあ、これは例外なのだろう。

鈴木 修二(すずき・しゅうじ)
鈴木 修二(すずき・しゅうじ)
現在、東京都内の難関私立大に通っている3年生。現役就活生として、今まさに就職活動中の立場だからこそわかる、最近の就活の実態をつまびらかにしていきたい。
自分と同じ、来春(2021年)卒の学生には共感の場を、これから就活を控える2022、23年卒の学生には、就職活動にはびこる企業の体裁と内情の乖離を、正確に把握するための機会になれば、と思う。
そして、意中の企業に就職して、すでにキャリアを積んでいるであろうビジネスパーソンさんには、さまざまな企業の採用戦略をエンターテインメントとして読んでいただければ、うれしい。
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叶多 凛(かなた・りん)
現在、東京都心から少し離れた自然あふれる私立大学に、のびのびと通う4年生。「学部4年生×就活生」というのはいささか不思議に思われるかもしれないけど、そうワケありである。
現役就活生として、シューカツのあれこれを率直に書いていきたい。就活に励んでいる「同士」には、「あるある」と思わず膝を打つような、まだまだ就活なんて!という学生には、シューカツの一端を覗いてもらえるような。そんな内容にできればといいな、と思う。
テーマは「就活も楽しむ!」。いろいろな企業に赴き、さまざまなビジネスの話を聞くことができるのは、就活生だけの「特権だ!」と思っている。そんなふうに就活できたら、イヤな面接官も撃退できるかも。なんて考えている。
得意なのは、英語。今夏の東京五輪・パラリンピックでは、世界中から訪れる報道陣の手助けをするインターンシップにも登録。こちらも、ガンバル!
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