2020年 10月 20日 (火)

「社員間格差」はあって当然だ! そんな答えを導き出した産業医の経営コンサルタントの提案

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   社会の複雑化などで産業界もさまざまな変化に見舞われている。なかでも会社組織の課題は、現代特有の事情がからみ、過去の事例からの処方箋に乏しく、頭を抱える経営者や総務・人事担当者が少なくない。

   本書「『辞める人・ぶら下がる人・潰れる人』さて、どうする? 」は、医師でありMBA(経営学修士)でもある経営コンサルタントの著者が、独特のアプローチによる組織健全化・活性化を提案する一冊。

「『辞める人・ぶら下がる人・潰れる人』さて、どうする? 」(上村紀夫著)クロスメディア・パブリッシング
  • 企業は、社員それぞれの労働価値が異なることを考えて施策を練るべき
    企業は、社員それぞれの労働価値が異なることを考えて施策を練るべき
  • 企業は、社員それぞれの労働価値が異なることを考えて施策を練るべき

「多くの組織が病んでいる」

   著者の上村紀夫さんは産業医を務めているが、勤務医を経験した後にロンドン大学でMBAを取得した異色の経歴の持ち主。いまでは、二つのキャリアのコンビネーションで、産業医を兼ねる経営コンサルタントとして活躍している。

   MBA取得から1年後の2009年に、コンサルティングファームを設立して代表取締役に就いており、経営者としての顔も併せ持つ。産業医、そして経営コンサルタントとして、会社に託して目指すものは「従業員にも事業所にも『いて良かった』と思ってもらえる産業医サービス」の提供という。

   そんな上村さんは、「多くの組織が病んでいる」ことに気づいた。「その病は時代の変化とともに、ここ数年で複雑さを増しており、ただ単に『何か施策を打ったらすぐに解決する』といったシンプルな話ではなくなってきている」と指摘。その原因と対策を広く知ってもらおうと、本書に託した。

   多くの企業が患う病の症状は「社員・チームの生産性やモチベーションの低下」や「職場の雰囲気の悪さ」、「採用の苦戦」に「離職」など。上村さんはこれまで、1000を超える企業を顧客として、この病と格闘。格闘の件数は数千にのぼり、そのいずれで症状の元となっている「病巣」を特定、取り除くオペレーションを行ってきた。

   そうした活動の中で上村さんが気づいたのは、病巣を作り出す原因はほとんど共通しているということ。それは「マイナス感情の蓄積」であり、マイナス感情とは「不満や不公平感」であること。

   「企業の内部で、不満や不公平感があることは当然」とするのが大勢で、それらが生まれるメカニズムが詳しく理解されておらず、管理できないことが問題という。

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