2024年 4月 26日 (金)

【オンラインで円滑にビジネスを進める仕事術】今さら聞けない!? 初めてのオンライン会議(久原健司)

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

「うなずき」はオーバーリアクションがちょうどいい

   では、実際のミーティングで、気を付けなければならないことをお話しましょう。まずは、マイクのミュート設定の方法を確認することです。

   すでにオンライン会議をやってみたことのある方はわかると思いますが、周囲の音が会議に入ることもあります。家族がいる場合は、子どもが遊んでいる音や掃除をしている音、さらに窓の外に大きな道路があった場合は、クルマが通過するときの音が入ったりします。

   こういった雑音は、人数が増えれば増えるほど大きくなり、結果、発言者の声が聴きとりにくくなってしまいます。

   自分の端末のみをミュート設定にしても、他の人の雑音が入ってしまうと、発言者の声がクリアに聞こえず、聞いている方も、発言している方もストレスがかかってしまいますので、参加者の全員が意識的にミュートにするように心がけましょう。

   4人以上でのオンライン会議のときには必要ですね。

   ただ、ミュート設定の場合に気を付けるべきことがあります。

   当たり前ですが、設定した側の音は相手に伝わりません。

   人の話を聞いているときに、「えぇ」とか「はい」と言った言葉は、相手の話を聞いていますよとか、理解していますよといった合図(相槌)になります。

   しかし、この合図(相槌)がミュート設定の際には伝わらないのです。

   そうなってしまうと、話し手は、理解していないのではなかとか、納得していないのではないかといった感じがするので、話していて不安になってきます。

   その場合、合図(相づち)と同じ効果のある「うなずき」を、意識的に使うことで、理解していることや、納得していることを伝えることができます。

   ここでのポイントは、相手の画面に映る自分の顔が小さく表示されていることがあるので、「うなずき」はオーバーリアクションぐらいが丁度いいということを覚えておいてください。

   実際の会議でも、「うなずき」や「目線」は重要です。スマホを操作したり、他の作業をしたりしないですよね。もちろんオンライン会議でも、そのようなことはしないようにしましょう。

   これでオンライン会議は、うまくいくはずです!(久原健司)

姉妹サイト

注目情報

PR
コラムざんまい
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中