2024年 4月 26日 (金)

わかっていたのに... 豪ドルで躓く明大 英ポンドで大勝の慶大と早大の挑戦!専修大もプラス(2)【FX大学対抗戦 第12週】

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   英ポンド円で取引した慶応義塾大学のテクニカル分析が冴えわたり、1000円超の利益をたたき出して大勝した。今週(2020年7月6日週)に自身に課した500円の利益目標に届かなかった専修大学に「大接近」した。

   早稲田大学も新たに試した「投機筋」取引でプラスを確保。一方、明治大学はオーストラリア中央銀行の政策金利の発表に合わせて豪ドル円を取引してみたが、失敗。「自ら設けたルールを遵守できなかったことが失敗の原因」と猛省する。

  • その差225円、慶應大が専修大に迫る!
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我慢できずにコツコツ決済、我慢したら......(慶応義塾大学)

   今週(7月6日週)の取引をまとめると、図1の流れになった。ラインの分析は週初めの6日(月)に引いておいた。

(図1)7月6日週の英ポンド円取引まとめ
(図1)7月6日週の英ポンド円取引まとめ

7月6日(月)

   小さなピンク色のチャネルで値幅達成していたため、反発狙いの1ポンド=134.357円で「売り」エントリーしたが、反発で目標とする値幅を用意してなかったのと、もともと中長期では上目線であったため、急な戻りで慌ててすぐに1ポンド=134.427円で損切りしてしまった。マイナス70円。

   敗因は、やはり値幅を正確に用意できていなかったことなので、短くても必ずここまで行くであろうという値幅を用意しておこうと思った。

   中長期では上目線だったので、その後直ぐに1ポンド=134.454円で「買い」エントリーし直した。

7月7日(火)

   夜頃、我慢できずに1ポンド=134.755円で、きのうの買いポジションを決済してしまった。プラス301円。

   結局その後、目標値であった水色チャネル上限まで来たので、1ポンド=135.337円で「売り」エントリーし、1ポンド=135.144円で決済した。193円のプラス。

   前々からの課題なのだが、ラインまで待てない(自分のラインを信頼しきれていない)部分がある。

7月9日(木)

   まだ、上目線であったため1ポンド=135.239円で「買い」エントリーし、1ポンド=135.520円でまた我慢できずに決済してしまった。プラス281円。

   そして、すぐに1ポンド=135.587円で「売り」エントリーした。結局、目標値である135.800円付近まで上げた後に反転してきたため、一たんは逆行を許してしまった。しかし、今回は大きな値幅が狙えるという確信に近いものがあったので長く保有することができ、翌日に1ポンド=134.795円で決済できた。792円のプラスを確保した。

   今週は結果こそプラスで終われたが、まだまだ検証不足であるところが顕著に表れた。来週も頑張っていきたい。

   来週はポンド円は下目線であるが、過信せず検証していきたい。

(図2)市場閉場後の英ポンド円相場の15分足
(図2)市場閉場後の英ポンド円相場の15分足
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
流れにうまく乗ったナイストレードです。「我慢できずに」ということですが、成功体験を重ねることで、保有を継続する場面、損切りを行う場面などの最適化ができます。どんどんインプットを行いましょう。
さて、5日の英タイムズ紙では、ベイリー英中銀総裁が銀行にマイナス金利に対する備えをするよう書簡で警告したと報じられました。これは売り材料ですが、週明けの英ポンドは無数でオープン。8日には貿易交渉が上手くいっているのではないかという思惑から、買われる場面が出てきました。ハードブレグジットが避けられれば、英ポンドはかなり割安という意見もあり、EUとの交渉が最重要ポイントと言えます。
また、7月8日に発表された約4兆円規模の景気刺激策も好感されました。月~水曜日は一人あたり上限10ポンド(約1350円)は、政府が負担したり、付加価値税を一時的に20%から5%に下げたりするなどの魅力的な内容が並びました。日本でも導入してほしいものですね。

前週からの損益 プラス1497円
7月10日現在   1万3588円

目標のプラス500円に届かず(専修大学)

   不思議ちゃん、じつは......。新型コロナウイルスの感染期間中に太りました。だから、先週から、置き換えダイエットに挑戦しているんです。具体的に、夜ご飯をDH◆のプ●ティンダイエットという商品だけにして、栄養を摂りながら摂取カロリーを減らそうというダイエット方法です。

   それに加えて、運動を軽く始めまして、犬の散歩ついでに山に登っています。結果、1週間で2キロ痩せました! 正直、あんなに必死で取り組んだのに2キロだけかと複雑な気持ちであり、心が折れそうです。あと、とりあえず2、3週間頑張って続けていきたいと思います。

   さて、今週(7月13日週)の取引ですが、プラスではありますが目標の500円に届きませんでした。

   考えられる要因として、取引時間の短さがあるように思います。忙しかったのもありますが、新型コロナウイルスの影響でどこまで下がるのか、ウイルスの感染第2波が市場にいつ現れるのかなど、予測しづらい面があり、自分から取引時間を少なくしてしまいました。

   また、取引に自信が持てず、ロット数を最小限にしていました。この背景には、2月ごろに新型コロナウイルスの影響で大損失しまったことを思い出し、躊躇してしまいました。5月には自分がウイルスに罹って大変だったし、いろんな意味で新型コロナウイルスは恐ろしく、トラウマとなっています。

   たぶん来週、感染者数が急激に増加しなければ、リスクオンで1米ドル=108円行くか行かないか程度には戻ると予測しています。なので、ショート(売りポジションを保有すること=売り持ち)は予測しつつもあまり入れず、ロング(買いポジションを保有すること=買い持ち)メインの取引にしようと考えています。

   6月29日週(先週)の高値の1ドル=108.16円の壁に注目です。

◆ 児山将のワンポイントアドバイス
1週間で2キロの減量に安定したパフォーマンス。天才肌でしょうか!?
海外では、新型コロナウイルスの感染第2波の渦中にありますが、3月から4月にかけて株式市場が大きく戻ったことを見てか、株式市場は下がりません。そして、最初の震源地であった中国株が飛び抜けてきました。リスクオフの来ない世界が続いています。
そんななか、米ドルは動きません。下がればGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)がリバランスの外債買いに絡む米ドル買いが出てきます。
しかし、6月に9891億円の外債を購入したことがわかりました。残りの買い余力は3兆円程度ですので、期限である3月末までで割ると1日して平均で約150億円の米ドル買いとなります。こう見ると大して大きくないですが、毎日買って来ることはないでしょう。大きく下がった時に買ってくるのがセオリーですから、中期的に米ドル円の下値は限定的と言えそうです。

前週からの損益    プラス205円
7月10日現在      1万3813円

プロフィール
早稲田大学 塩野勇輝(しおの・ゆうき)
商学部2年。早稲田大学 株式投資クラブfoward所属。
趣味のバンドではドラム担当。韓国ドラマの鑑賞は小学生時代からの趣味で、現在は字幕や吹替なしで毎日観ています。ルービックキューブをはじめとするさまざまなパズルゲームも好き。将来の夢は、webマーケティング会社の経営者。リアルマネーでの取引は初めてですが、「慎重さを兼ね備えた大胆さ」をモットーに取引したいと思っています。また、自分の金融リテラシーも高められたらな、と思っています。
目標到達金額は利率100%の2万円。どうぞよろしくお願いします。
東京都出身。
明治大学 池田慶吾(いけだ・けいご)
文学部2年。
明治大学Breakouts!元幹事長。大学投資連合USIC元副代表。
ファンダメンタルズ分析を中心に取引していきたいと思います!
@Bimoku_shurei(本人Twitter)
@Break_Outs(サークルTwitter)
慶應義塾大学 ビリオネア
商学部2年。FX取引は歴1年ぐらいの初心者。かなりの飽き性だが無理せずコツコツと腕を磨いていきたい。専ら最近は、ファンダメンタル分析より値幅を使ったテクニカル分析を勉強中。
専修大学 不思議ちゃん
専修大学投資研究会TAMAGOに所属。投資経験は1年ほどですが、毎日アルバイトをしているため、あまり経験がなく、今回のFX大学対抗戦を機会に、もっと実践を積みたいと思います。将来はサンエックス株式会社の経理部に入社したいと願っています。好きなキャラクターはすみっコぐらし
お手柔らかにお願いします。
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