2020年 9月 22日 (火)

「3か月間休みなしの徒弟奉公」「忘年会にお座敷ストリップ」今では大問題になる「昭和のトンデモ働き方」

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   「昭和の働き方」とはいったいどんなだったのか――。「今なら大問題になる」ことが、ごく当たり前に行われていたようだ。

   今年、還暦を迎えた人に新入社員時代に経験した、そんな職場の問題ケースを聞いた調査がまとまった。古希を迎えたJ-CASTニュース会社ウォッチ編集部記者の経験も交えて紹介したい。

  • パワハラ上司が当たり前に多かった(写真はイメージ)
    パワハラ上司が当たり前に多かった(写真はイメージ)
  • パワハラ上司が当たり前に多かった(写真はイメージ)

「デスクでたばこを吸う人がゴロゴロ」

   昭和の新入社員の働き方を発表したのは、PGF生命(プルデンシャル・ジブラルタ・ファイナンシャル生命)だ。2020年8月17日に「2020年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」というタイトルで、2020年に還暦(満60歳)を迎える1960年生まれの男女2000人を対象にインターネット調査を行い、貯金や日々の小遣いの額、健康法、好きなドラマなど、まんべんなく生活実感を聞いている。

   その中で興味深いのは、「今なら大問題!? 還暦人が新入社員だった頃の職場の光景や働き方」という項目だ。還暦の人が4年制大学卒なら昭和58年(1983年)ごろ、高校卒なら昭和54年(1979年)ごろの「働き方」で、現在の若い人が想像もできないような「職場の様子」を聞いているのだ。

   まず、あらかじめ用意された選択回答(複数回答)から選んでもらうと、多かった回答は次のとおり。

(1位)「デスクでタバコを吸う人がいた」(72.2%)
現在は、屋内は原則禁煙だが、当時はそのようなルールはなかったため、職場にもうもうとした紫煙が漂う光景も珍しくなかった。「受動喫煙」という考え方もなかった。
(2位)「デスクにパソコンはなかった」(71.6%)
パソコンが一般に普及するきっかけとなったのは1995年(平成7年)にMicrosoftが販売を開始した「Windows95」を搭載したパソコンが登場して以降だ。
(3位)「女性社員がお茶くみをしていた」(51.7%)
お客や上司に、やかんで湯を沸かして急須で出すお茶。渡し方にもちゃんと作法があった。現在も続いている職場もある。
(4位)「土曜日の午前中は仕事だった」(47.4%)
昭和の時代、土曜日の仕事を「半ドン」と呼んでいたが、平成に入った1989年から官公庁と銀行が「土曜閉庁」「土曜休業」を開始し、一般企業に広がった。
(5位)「手書きで企画書を作成していた」(42.7%)
パソコンがなかったのだから当然だ。
(6位)「家族より仕事を優先する人がほとんどだった」(40.5%)
人生の大半を会社に捧げる「モーレツ社員」「企業戦士」という言葉が広がったのは、1968年(昭和43年)の丸善石油(現・コスモ石油)のCMが大ヒットしてからだ。小川ローザのミニスカートが突風に吹かれて、「オー、モーレツ!」と叫んだシーンが鮮烈だった。
(7位)「徹夜をする人が当たり前のようにいた」(26.2%)

   などの順だった。

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