2024年 4月 18日 (木)

上手に過ごせば有意義!? 上司とのランチで言っていいこと悪いこと(高城幸司)

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

職場の話題に深入りは禁物

   そして、ランチを一緒に過ごすことになったどうするか?

   まずは聞き役になってみましょう。相手がどんな話題を持ち出すかをうかがうことで、相手の興味が判断できます。

   ただ、相手が「聞き役」に徹してきたらどうするか? こちらから質問を投げかけ相手の話を促してみてはどうでしょうか。

   ちなみに、話題として社内について投げかけるのはどうか? 雑談レベルで軽く話す程度ならかまいませんが、あまり深く職場の話題を出すことはオススメできません。どこから広がるかわかりませんし、正しく伝わるともかぎりません。

   お昼とはいえ、上司や先輩に職場の愚痴を言ってしまえば、尾ヒレがついて本人に伝わってしまうリスクがあります。特に後輩や部下など年下相手に職場の話を深く話してしまうと、負担にもなる場合があります。注意してください。

   当然ながら、短時間で「仲良くなれた!」と意気投合できた気がしても、無礼講な職場ネタは避けたほうがいいでしょう。このような気配りを心がけて、ランチタイムを過ごすと、社内の人間関係を円滑にするだけでなく、

・社内の情報が集まるようになる
・自分自身もリフレッシュできる

   そんな時間が過ごせるのは間違いありません。コロナで密になることを避けて、ランチも一人で食べるのが当たり前になっていましたが、徐々に対話しながら食べる職場も出てきています。対面なりの有意義な機会になる点もあるので、そうした機会があるなら有意義に活用したいですね。(高城幸司)

高城幸司(たかぎ・こうじ)
1964年生まれ。リクルートに入社し、通信・ネット関連の営業で6年間トップセールス賞を受賞。その後、日本初の独立起業専門誌「アントレ」を創刊、編集長を務める。2005年に「マネジメント強化を支援する企業」セレブレインの代表取締役社長に就任。近著に『ダメ部下を再生させる上司の技術』(マガジンハウス)、『稼げる人、稼げない人』(PHP新書)。
「高城幸司の社長ブログ」
株式会社セレブレイン
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