2020年11月3日、アメリカ大統領選挙の投票日。トランプ大統領VSバイデン氏、どちらが勝つか――。学生FXトレーダーにとっても、いよいよ決戦のときだ。早稲田大学は「ドル高」予測で勝負をかける。学園祭シーズンで多忙になるが、情報のアンテナを高く張る。
明治大学は「この機を逃すわけにはいかない。しっかり分析と予想をして、最後の大勝負に出たい」と意気込む。一時の低迷がウソのように見事に立ち直り、猛追する。逆張りで勝負に出る。体調を崩していた専修大学が久しぶりに参戦も、ガッチリ! 慶応義塾大学は取引をお休み。
いよいよ米大統領選 どこで決済しようか...(早稲田大学)
いよいよ来週(2020年11月2日週)にアメリカ大統領選挙という特大イベントが行われるわけだが、F Xトレーダーとして、この機を逃すわけにはいかない。しっかり分析と予想をして、最後の大勝負に出たいところだ。
まず今週だが、来週の相場予想にほとんどのリソースを割いたため、取引はエントリーだけでまだ決済はしていない。9月21日にドル円が1ドル=104円を下回るかどうかのラインまで下がったのだが、今週もそのラインに近づく下降トレンドで自分はその付近でどのような動きをするかに注目した。
結果、10月29日に104円をギリギリ割らないところまで下がり、一時的に上昇して10月30日に再び下がった。その後再び上昇し始めたので、0.1円ほど差はあるが、二番底がみられたため、本当は今週(10月26日週)は取引するつもりがなかったのだが、焦って200通貨だけエントリーした。現在90円の含み益がある状態である。
来週、大事なのが、現在ロングエントリーした取引を、どこで決済するかであるが、結論から言うと3日まで持っておくつもりである。
今年はコロナ禍で選挙日と当選者発表日が例年よりずれるはずである。そうなると、その間のトレーダーたちの心理状態がかなり相場に直結すると思うのだが、過去の大統領選挙のドル円の動きを見ると、誰が当選したかに関わらず一時的にドル高になっている。
おそらく政治政策の不透明さからの解放に大きく起因していると思うのだが、今回も当選者発表の日はドル高になると予想している。
その間は相場が迷走すると思うが、今の1ドル=104円あたりが底値になり、ここを割ってくるのは当選者が発表され、政策が明白になった後だと思うのでとりあえず104円?106円での推移を予想している。
また、ドルに関係なく円だけに注目してみると、投機筋チャートから機関投資家の円買いポジションがかなり膨らんでいることから円売りへ転換。つまり、ドル円は上昇と予想することもできる。
来週は学園祭があって、その準備に忙しくなりそうだが、とは言っても目が離せない週なのでしっかりアンテナを張って過ごそうと思う。
◆ 児山将のワンポイントアドバイス
大統領選挙のたびに、共和党はドル高、民主党はドル安という話が聞かれます。しかしながら、7割程度の確率でドル高になり大統領の党による違いはないことがわかっています。
今回は、事前の予想どおりにバイデン候補が有利だと伝わるとドル高になったものの、その後にトランプ大統領有利、選挙結果が不透明となっても相場の反応は限定的でした。ドル円は、これまでの円高トレンドの流れを引き継いでおり、共和党が上院を抑えたことで金利上昇懸念がなくなったことで、この流れに拍車をかけているようです。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
10月31日現在 1万3930円
◆ 今週も取引できませんでした(慶応義塾大学)
旅行などの私用で、取引はお休みしました。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
10月30日現在 1万2311円