ルンバのiRobotがプログラミング学習ロボットを発売 小学校に1000台を無償提供

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   ロボット掃除機の「ルンバ」で知られるアイロボットジャパン合同会社は、プログラミング学習用のロボット「Root(ルート)」を、2021年2月19日から売り出す。1月19日に発表した。

   本体は、幅13.4×奥行き14.9×高さ4.5センチメートルの六角形で「小さなルンバ」という印象だ。無料でダウンロードできる専用アプリでのプログラミングにより、走る、光る、描く、音を奏でることが可能だ。

  • 「ルンバ」のアイロボットがプログラミング学習用ロボットを発売(写真は、アイロボット「Root」のホームページより)
    「ルンバ」のアイロボットがプログラミング学習用ロボットを発売(写真は、アイロボット「Root」のホームページより)
  • 「ルンバ」のアイロボットがプログラミング学習用ロボットを発売(写真は、アイロボット「Root」のホームページより)

光、音、ペン、消しゴムなどの機能を搭載

   プログラミング学習用のロボット「Root」は、「子供が感じる楽しさやワクワクの『根っこ』の部分を大切にしたい」との想いから名付けられた。壁に当たったら跳ね返るバンパーや、段差センサーなど、ルンバに見られる機能を踏襲。プログラミングを学べるよう、光、音、ペンを使っての描写や消しゴムなどさまざまな機能が搭載されている。

   さらに裏面のマグネットによりホワイトボード上での垂直走行が可能だ=写真参照

   専用のアプリはブロックをつなげて簡単にプログラミングするLevel1から、本格的にテキストコーディングするLevel3まで3段階のレベルで構成されている。価格は税込み2万9800円。公式オンラインストアなどで売り出す。

   また、「みんなでRoot! プロジェクト」の参加校を募集している。全国の小学校を対象にRootを配布するもので、1校につき6台、合計1000台のロボットを無償提供する。

   2020年から、小学校で必修になったプログラミング教育を支援するもので、参加校には自作のカリキュラムや作品を発表するイベントなどインタラクティブな展開も視野に入れているという。応募は先着順。

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