2021年 7月 30日 (金)

いいストレスは成長の糧になる! 科学的に「ラクに生きる方法」

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   新型コロナウイルスによる影響で、外出制限や活動自粛、リモートワークなど、さまざまな環境の変化を余儀なくされている。ふつうに生活するだけでも、不安やストレスを感じるのに、コロナ禍によりストレスは増えるばかり。いまや不安、ストレスへの対処法が、必須のスキルになっている。

   本書「精神科医が教える ストレスフリー超大全」は、「〇〇疲れ」を完全リセットすると謳っている。10万部突破のベストセラーから、仕事に関する部分に絞り、そのエッセンスを紹介しよう。

「精神科医が教える ストレスフリー超大全」(樺沢紫苑著)ダイヤモンド社
  • コロナ禍でストレスは増えるばかり……
    コロナ禍でストレスは増えるばかり……
  • コロナ禍でストレスは増えるばかり……

「ファクト」から「To Do」を提示

   著者の樺沢紫苑さんは精神科医の作家。YouTubeなどで積極的に情報発信をしている。著書の「学びを結果に変えるアウトプット大全」「学び効率が最大化するインプット大全」(いずれもサンクチュアリ出版)は、シリーズ70万部の大ベストセラーになり、信奉者も多い。

   ストレスについて精神科医の立場からアドバイスしている。「ストレスはなくしたほうがいい」という一般論に対して、「適度なストレスは、脳の働きを活性化し、集中力を研ぎ澄まし、記憶力を高める」として、「いいストレス」は必要と説いている。

   もちろん、過剰なストレスは危険だ。ストレスを溜め込みすぎると、体調を崩したり、うつなどのメンタル疾患に陥ったりする。大事なのは、(1)「寝ているときにストレスがない状態」になっていること(2)「次の日にストレスや疲れが持ち越されていない」ということ、だとしている。

   人間関係、プライベート、仕事、健康、メンタル、生き方の6つのテーマで書かれた343ページの厚い本の中だが、仕事について最も多くのページを割いてアドバイスしている。

   どのテーマについても、精神論ではなく「To Do」(何をすべきか)を具体的に書いているのが特徴だ。たとえば、「職場の人間関係を解決する」という項目では、「すべての職場は人間関係がよくない」という「ファクト」を提示し、「職場の人間関係は深めるな」と最初の「To Do」を提示している。

   さらに、

「あなたの味方を1人だけ作る」
「自ら警戒を解く」
「仕事で成果を出す」

とたたみかける。仕事で成果を出し、その対価として「信頼」が与えられるというのだ。

   このように、冷徹に「ファクト」を示し、そのための「To Do」をアドバイスするという手法で書かれている。これがなかなかシビアだが痛快だ。

   「ファクト」=「仕事が楽しくない」のは当たり前→「To Do」さっさと基本を卒業しよう、「ファクト」=劣悪な環境で働き続けると死ぬ→「To Do」「体を壊す寸前」なら迷わず辞める......。

   なかでも有益なアドバイスだと思ったのは、若い人に多い「天職」探しの項目だ。これをたしなめるかと思ったら、まったく反対だった。

   「天職が見つかりません」と悩むことは、自問自答をして、自己洞察を進めており、とても素晴らしいことだというのだ。そのうえで、「自分にとって楽しいという価値」「その活動で能力を発揮できる強み」「世の中の役に立つ貢献」という3つの要素を手掛かりにすると天職が発見しやすいという。

   「今やっている仕事」「今までやっていた仕事」の中に天職がなければ、あなたの「コンフォートゾーン(快適領域)」から出て、新しい体験をすることを勧めている。そのための小さなチャレンジとして、新しいジャンルの本を読む、異業種交流会に参加する、セミナーや講演会に参加する、映画鑑賞する、海外旅行をする、アルバイトや副業をする、新しい習い事・趣味を始める、などを挙げている。

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