2024年 4月 26日 (金)

ビットコイン急騰で久々の慶大が買い増し、北大は「動けず」悔やむ 「必読」!明大(第10節)【暗号通貨バトル Bグループ】

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   ビットコインをはじめ暗号通貨市場が軒並み上昇するなか、「それにあやかって」ビットコインを買い増したのが慶応義塾大学の1028さん。試験などで取引を休んでいたが、相場の上昇気流に乗って戻ってきた。今後の値動きに注目する。

   一方、バットとLiskへの投資を狙っていた北海道大学の渡部真人さんは、「今週も買えなかった」と動けず。「投資家としてもよくなかった」と猛省する。「なぜここまで(相場が)上昇しているのか、はっきりとした答えが自分なりに導き出せない」と、かなり迷走しているもよう。がんばれ!

   明治大学のakiさんの「暗号通貨のイメージ」は暗号通貨のみならず、「情報」について考えさせられる。必読。多忙なこともあり、取引はお休み。

価格上昇したのに...... 勝負どころ逃す(北海道大学 渡部真人さん)

   今週(2021年7月26日週)も買えなかった。そして、そのことをとても後悔している。「リスクをとらないことがリスク」というが、まさにそのとおりで投資家としてもよくなかった。

   私が買い時を見極めようとあたふたしているうちに、バットとLisk(リスク)が大きく上昇。さらには、かつて大損失を出したネムまでも大きく上昇しているのである。なんと、バットは8月1日に78.48円まで上昇。Liskは463円まで上昇したのである。そこでリスクを恐れて買わなかった自分に深い反省と深い後悔がこみ上げる。

   ちなみに、ネムは18円まで上昇。全体的に上昇しており、他の大学の代表者は大きく利益を上げられただろう。

   しかし、言い訳に聞こえるかもしれないが、暗号通貨の相場を読むのはとても難しい。正直なぜここまで上昇しているのか、はっきりとした答えが自分なりに導き出せないのである。

   それはすなわち大きく下がったとき、または上昇傾向があった時に買い、そして大きく上がったところで売るという最初の執筆で述べたとおり「投機的」なものであり運の要素が強くなってきてしまう。私はこの暗号通貨バトルを「運比べゲーム」にしたくない。もし、そうなってしまったら、この暗号通貨バトルの原稿は「運勢上昇のために神社に祈祷に行ってきました」とか「ゴミ拾いをして運気を高めます!」という内容になってしまう。

   暗号通貨は、株式投資と違ってB/S(貸借対照表)、P/L(損益計算書)、IR資料など相場予測の情報が少ない(もし有力な情報収集源があるならぜひ教えて欲しい!)。

   だから、相場が(少なくとも自分は)読みにくい。しかし運に頼るのではなく、自分なりに相場予測の軸となるものをこれからはなるべく明記していきたい。「なぜビットコインではなくバット」なのかについて根拠を述べるのは難しいが、買い時の根拠を説明するようにはしていきたい。

   さて、今週の仮想通貨がなぜこのようにも大きく上昇したのかについて、自分なりに推測してみると、FRB(米連邦準備制度理事会)の金融緩和によるアメリカのインフレーションによる影響なのではないかと考えている。インフレーションとは通貨の価値が下がることである。

   相対的に円やユーロなどは上がることになるが、世界通貨ドル安から仮想通貨に移ったのではないかと思っている。

   もう一つの可能性は新興国による暗号通貨の活用である。新型コロナウイルスによる政治的不安や自国通貨安による嫌気から、為替レートに左右されないビットコインへの転換で経済復興を目指しているのではないか。もともとドルに大きく左右する自国貿易の行く末はアメリカ次第というのも不満であっただろう。

   銀行口座を持てない人々を金融市場に組み込む狙いもあるだろうが、それこそビットコインの上昇理由にもなり得るので好感材料だろう。

   ただ、問題は、通貨発行高はどれほどまでかということである。現在各国の国債発行高はとてつもない量になっているのだが、ビットコインは果たしてうまく対応できるだろうか。行く末が楽しみだ。

   それにしても、ここ2週間は大失敗した。暗号通貨投資はいい経験になりそうである。

◆ 児山将のワンポイントアドバイスbr Lisk(リスク)は過去1か月で30%以上の上昇と、国内ホワイトリスト入りしてる仮想通貨のなかで一番の上昇率となりました。次いでネムとなっており、見立ては抜群でしたね。
さて、暗号通貨の相場予想の材料が少ないとことですから、そういう時は、誰が売買しているのかという視点で考えてみてはいかがでしょうか。たとえば、ドージコイン(DOGE)を一番動かす材料は恐らくイーロン・マスク氏のツイート内容。次いで米国の掲示板などで取り上げられるかどうかではないでしょうか。そこには、ハッシュレートや利用者数の増加、売買代金などは関係ありません。ツイート一つで平気で10%も変動します。マザーズなどの小型株にも、著名アナリストや雑誌、個人投資家などのコメントで変動することがあるかと思いますが、それに近いと考えてみるとヒントが見つかるのではないでしょうか。

前週からの損益  プラス・マイナスゼロ
7月30日現在         6383円

北海道大学 渡部真人(わたべ まこと)
北海道大学 渡部真人(わたべ まこと)
北海道大学法学部3年。牛丼に紅しょうがを入れない派。おにぎりはセブン派。メロンよりスイカ派。ドラクエは9でストップ。かばおみたいな人生を送りたい。
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