2021年 9月 23日 (木)

米ロビンフッドがナスダックに上場、どんな会社なのか?【馬医金満のマネー通信】

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   みなさんこんにちは。馬医金満です。

   スマートフォン証券専業の米ロビンフッド・マーケッツが2021年7月29日、ナスダック市場に株式を公開、上場(IPO)しました。初日終値での時価総額は約3兆2000億円となっており、今年に入って大きな案件の一つとなりました。

  • 「ロビンフッド」が米ナスダック市場に上場した(写真は、米ニューヨーク証券取引所)
    「ロビンフッド」が米ナスダック市場に上場した(写真は、米ニューヨーク証券取引所)
  • 「ロビンフッド」が米ナスダック市場に上場した(写真は、米ニューヨーク証券取引所)

ほとんどの有価証券を手数料無料で手軽に投資できる!

   米ロビンフッドのおもしろい特徴として、ほとんどの有価証券を手数料無料で手軽に投資できるという点があります。また、複数のユーザーと共同購入できるので、少ない手元資金で買うことができ、若い世代に向けたサービスとなっているのです。

   気になるマネタイズの方法ですが、米ロビンフッドの公式の見解としては、前提として現時点でマネタイズを行うつもりはないとのことです。そのうえで、信用取引には課金制を導入しているそうで、最低の月額費用は6ドルで1000ドルの融資が受けられるという仕組みになっています。

   投資へのハードルを下げて、使い勝手をよくしたということなのでしょう。

   ただ、一方で批判の声も存在しています。主に知識の少ない個人投資家の増加と不透明な運営の2点にあるようです。

   まず個人投資家についてですが、今年、米ゲームストップ株が急騰した騒動に、このロビンフッドがひと役買い、大きな役割を果たしたといわれています。

参考リンク:「団結した個人が『プロ投資家』を負かした米ゲームストップ騒動、さて今後は? 日本は......【馬医金満のマネー通信】」(J-CASTニュース 会社ウォッチ2021年2月14日付)

   つまり、今後も何かしらの銘柄をクラッシュさせる可能性が十分にあり得るということになります。

   また、その際にロビンフッドに連日注文が殺到したことで、手元資金に余裕がなくなり、一時的にゲームストップ株の取引を中断させたことも批判されました。

   さらに、もう一点の運営についてですが、ロビンフッドは取引データをHFT(High Frequency Trading=高頻度取引)企業に転売しているのではないかと疑われているほか、関連会社が過去にSEC(米証券取引委員会)から、株価操作などで罰金の対象とされていることも議論の的になっているようです。

   いずれにしろ、完全手数料無料は今までないサービスであり、それが上場して社会の公器となってことなので、今後が楽しみではあります。

   では、また!(馬医金満)

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