2024年 5月 10日 (金)

米アップル社、クックCEO「825億円のボーナス、全額寄付します」!? 日本企業トップに見習わせたいが...

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「アメリカンドリーム、カッコ良すぎるよ」

   インターネット上では、クック氏に対して、こんな称賛の声があがっている。

「すげーなあ。アメリカンドリーム、そのものだ。日本にも経済界での成功者はいくらでもいるけど、アメリカの成功者は桁が違う。アメリカ人だけじゃない日本人も、世界中の人がこの成功を憧れの眼差しをもって夢見るはずだ。ここまでの成功とは行かないまでも、日本人もこれに続くだけのものを見せてほしいと思う」
「ボーナスの大部分を寄付に回すというのだから、米国の金持ちは違うな。私は資産9000万円を目標にしているが、寄付はまだできていない。9000万円を超えたら少しずつ社会のために役立てようと思っているが...」
「Appleはこの10年業績は右肩上がりだし、CEOとして十分業績を上げてきているので報酬は当然だろう。クック氏は調達が専門分野であり、ジョブズ氏のようなイノベーターではないので、傍目にはとがった功績がないように見えるしかし、これだけの規模のビジネスにおけるサプライチェーンをコントロールし続け、潤沢なキャッシュフローを生む仕組みを維持、発展させた手腕は尋常ではない」
「イノベーションのジレンマで言えば、iPhoneは近年進化のスピードが落ち、利益率がもっとも高まるライフサイクルの終盤にあるが、コスト削減のプロであるクック氏の活躍がその利益成長に拍車をかけた。アップルの次のリーダーに求められるのは、次の破壊的イノベーションを生み出すことだが、なかなかそれは難しいと思う。それができるような人は巨大企業となったアップルを選ばず、自ら起業する道を選ぶのだろうな」

(福田和郎)

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