2024年 4月 19日 (金)

乱高下した暗号通貨 同志社大がビットコインに指値 明大は動かず、職業大が後退(第16節)【暗号通貨バトル Aグループ】

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ビットコイン、500万円付近に指値(同志社大学 しがないトレーダー)

◆ 今週(9月6日週)の注目ニュース
   今週は、大きくビットコイン(BTC)が動く1週間であった。カギとなったニュースは、エルサルバドル共和国のビットコイン法施行である。9月7日の法施行に向けて、ビットコインは5万ドル台に乗るなど、着々と上昇していた。

   法施行直前の6日、エルサルバドルの400BTCの購入を手掛かりに、5万3000ドルまで上昇した。法施行をきっかけに、さらなる上昇を期待する声が大きかったが、法施行後に悲劇が起きた。

   7日に法が施行されると、ビットコインは事実売り的な値動きになり、5万1000ドル付近まで暴落した。一時的に下落は止まったが、3連休明けの米国市場のリスクオフなどが波及し、最終的に10%以上の大暴落となった。

   一時4万3000ドルほどまでの暴落を見せたが、押し目買いやエルサルバドルの150BTCの追加購入などが後押しとなり、4万6000ドルほどまで回復を見せた。

◆ 今週の取引
   平日は用事があり、まったくチャートを見ることができず、押し目買いをすることができなかった。しかし、今回の暴落は売りが売りを呼んだ、ロスカットの連鎖の暴落だと考えるので、今後5万ドルに回復していくと考える。そのため、500万円付近に指値を入れて置いた。

◆ 今後の戦略
   今後、確実にビットコインは5万ドルまで回復すると考えるので、指値が約定した場合、この大会が終わるまで持ち続ける予定である。しかし、回復までにどれほどの時間を有するのかは、今のところ未知数である。

◆ 児山将のワンポイントアドバイス
週明けにビットコインは大きく上昇し、すでに6%ほどの利益となっているようですね。
英ヘッジファンド大手のブレバンハワードが暗号通貨への投資積極化、モルガンスタンレーが暗号通貨調査部門を創設、そして、電子プラットフォーム大手のインタラクティブブローカーズが暗号通貨の取り扱いを開始するなど好材料が続出した週でもありました。
さらに、ビットコインのハッシュレートが170EH/sに急伸し、5月の急落の戻りを完全に回復しています。マイナーがフル稼働に戻り、ビットコインネットワークが安定稼働している証拠でしょう。これらを材料視し、底堅い動きが予想されますが、一方で9、10月は株式市場が急落しやすい月でもあるため、リスクは株式市場にあるといえそうです。

前週からの損益   プラス・マイナスゼロ
9月10日現在            1万円

同志社大学 しがないトレーダー
同志社大学 しがないトレーダー
同志社大学法学部2年。茶道部に入っており、趣味は読書と映画鑑賞。父親の影響もあり、幼いころから投資への関心が強く、2017年から暗号通貨市場に興味を持つ。夢は、積立投資で早期リタイヤし、やりたいことをして幸せに生きること。トレード自体は始めたばかりなので、初心者。半年間で暗号通貨を知り尽くすのが目標。
◆ 大学対抗 1万円からはじめる暗号通貨バトルのルール
・元本は1万円です。
・投資する暗号通貨の選定は自由です。ただし、国内で購入できる暗号通貨に限ります。
・レバレッジは、かけられません。
・20%を超えて下げた場合は、強制的に取引を停止(ロスカット)します。
・元本割れは1回まで。リベンジ(再投資)可能ですが、2度、資産(合計で2万円分)を失った場合は、その時点でリタイアとなります。
・順位は、11月26日時点の運用損益で決めます。
学生投資連合USIC

「学生の金融リテラシー向上」を理念に全国26大学1000人以上で構成。企業団体・官公庁との勉強会の開催、IRコンテストの運営、金融情報誌「SPOCK」を発行する。
http://usic2008.com/

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