2024年 4月 19日 (金)

手のひらに収まる小さな「美術品」って何?! 神保町初!女性店主ほれ込んだ「豆本」専門店【Vol.27 呂古書房】

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敬愛する武井武雄先生!!

   西尾さんが以前仕事をしていた店は作家との関わりも深く、「豆本」のきっかけにもなった武井武雄氏もその一人だった。そして、西尾さんにとって憧れの「先生」でもある。「豆本」がブームになってから、武井氏は「豆本」という名称を離れ、「刊本」の世界へ。意匠を凝らした美しい作品群は「武井武雄の会」会員のみに頒布されていた。

   西尾さんは当時スタッフとしてその会を手伝っていた。しかし、まだ会に入りきれない人たちが順番を待つ「我慢会」の、そのまた次の「超我慢会」のメンバーでもあった。

   「先生は自分を曲げない方で厳しい面のある方でしたが、思いやりの深い方でした。当時は手に入れられなかった憧れの本を、今はこうして商品として大切に扱わせていただいている」と懐かしそうに語る。

なかざわ とも
なかざわ とも
イラストレーター
2016年3月学習院大学文学部卒。セツモードセミナーを経て桑沢デザイン研究所に入学、18年3月卒業。趣味は、宝塚歌劇団、落語、深夜ラジオ、旅行。学生時代より神保町に惹かれ、現在フリーペーパー「おさんぽ神保町」の表紙や本文のイラストを手掛けている。1994年、東京都生まれ。
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