2024年 4月 20日 (土)

その身近な疑問、あなたは説明できますか? ビジネスシーンの「小ネタ」にぴったり【尾藤克之のオススメ】

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   流れ星はどこに消えるの? どうして麻酔で痛くなくなるの? ヘビは足がないのにどうやって歩いているの? IHはどうやって温めているの? 一重まぶたと二重まぶたはなにが違うの? 飛行機はどうやって空を飛んでいるの? どうしてタンコブは頭にしかできないの?

   そんな身近な、科学的な疑問の数々を、みなさんは答えられるでしょうか? 「科学」は「science」と訳すことができます。そして、ラテン語の「scientia」からきた言葉で、「知識」という意味があります。今回は「科学」を簡単に伝える方法について解説します。

「1日1ページで小学生から頭がよくなる! 科学のふしぎ366」(左巻健男著)きずな出版
  • ビジネスシーンでの「小ネタ」としても役立ちそうな一冊
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「白い刺し身」と「赤い刺し身」の違い

   刺し身で食べる部位は、魚の筋肉です。動き回っている魚の筋肉は、赤い特徴を持ち合わせ、筋肉の中の色素の違いが色の変化を生み出している、と著者はいいます。

「マグロやカツオなどの刺し身は赤っぽいと思います。それは、筋肉の中の『ミオグロビン』という色素の量が多いからです。ミオグロビンというのは、筋肉を動かすのに必要な酸素をためておけるタンパク質。常に動く回遊魚はこのタンパク質を持っています」(左巻さん)
「動き続けない魚は、白い筋肉をしています。タイやヒラメなどの刺し身は白っぽいと思います。これらの魚はいつも激しく動き回っているわけではありません。瞬発的に力を出す必要はありますが、たくさんの酸素を必要とするわけでないので、ミオグロビンが少ないのです」(同)

   また、エサが影響している場合もあるといいます。サケはオレンジ色をしていますがこれは、エサが影響しているそうです。

「サケはミオグロビンの色ではありません。オキアミというエビの仲間を主食にしているサケの仲間は、エサに含まれる『アスタキサンチン』によって、オレンジ色を出すのです。アジやサバは青魚ともいいます。身の色が青色なのではなく、背中の色のことを表します」(左巻さん)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
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