2024年 3月 29日 (金)

30代後半からの私の起業...準備しておいてよかったこと、しなくてもよかったこと【マミートラックに負けない働き方】(入澤あきこ)

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   起業には、未来の見通しが立たない不安があると思います。今回は、フリーランスとして独立するなど、自分一人サイズの個人事業主の起業について、少しでも不安がなくなる方法を私の経験を交えながらお伝えします。

「これでやっていきたい!」というネタを持つ 小さく始めてみることも大事

   私自身は、夫の転勤に伴い会社員を続けられなくなったことが、起業のスタートでした。

   最初に立ち上げた仕事は、似合う色を診断し、ファッションやメイクに活かす方法を伝える自宅サロンでした。この仕事は、妊娠出産をしても、続けることはできましたが、再び夫の仕事による引っ越しで、残念ながら廃業。

   その後、会社員でウェブマーケティングなどの仕事を経験しました。これまでの経験を活かして、今は働き方の専門家としてお仕事させていただいています。このような経験から、まずは、起業前に準備していてよかったことを3つお伝えします。

   1つ目は、「これでやっていきたい!」というネタを起業前から持っておくことです。私の場合は、色彩検定1級という資格とパーソナルカラー診断の技術を持っていたことが、会社員を辞めざるを得なくなった時に、「自宅サロンをしよう!」と奮起する材料になりました。

   ただ、資格を持っていたのがよかったという話ではありません。自分の持っているネタが、何らかのサービスにつながるという自信があったことで、起業に至りました。「これでやりたい」と思えるものが、私の場合は資格を必要とするものでしたが、資格がなくてもいいんです。「引きこもりを解消した」「アレルギーのお子さんのための食事作りが得意」などの悩みを解決した経験も起業のネタになるんです。

   2つ目は、現在お仕事をしている方は、定期収入があるうちに、副業サイズの起業をスタートさせてみること。これをオススメします。また、資金面の不安を減らすために、貯金をしておくのも大事です。

   ただ最初のうちは、ダブルワークになるので、時間の捻出が大変だと思います。それでも、自分で仕事を作り、お金をいただく経験をしておくことが大切です。発信、お客様とのやりとり、一通りやってみましょう。お客様のいる状態で起業すると、起業後の未来への不安が減りますね。

   3つ目は、人脈作りです。同じく起業を志している人と知り合いましょう。すでに起業している先輩を作るのもオススメです。憧れの起業家さんのセミナーなどに参加して、会って話をしてみるのもいいですね。オンラインサロンに入って、積極的に参加して、人脈を広げるという方法もあります。

   とはいうものの、私は、交流会とかで名刺交換をしても、あまり長く続く人間関係が作れません...。アピールが苦手で...。でも、自分の興味があるセミナーに参加して、隣の人と仲良くなったり、SNSを交換させてもらったり、などはするようにしています。実際そうしたご縁がきっかけでお友達ができたり、仕事をいただいたりしています。

入澤有希子(いりさわ・あきこ)
入澤有希子(いりさわ・あきこ)
子育てしながら働く女性のための研究所所長
パーソナルスタイリスト

結婚後夫の転勤で、転勤族の妻として働き方に悩み、好きを仕事にパーソナルスタイリストとして独立。子育てが始まってからの引っ越しで、金なし・仕事なし・保育園なしを経験。会社員としても働くが、子育てとの両立に限界を感じ、100名以上の子育て女性にインタビューし、「子育てのために仕事を諦めなくてもいい方法」を出版。テレビにも専門家として出演。働き方の変え方として起業方法を伝えている。法政大卒。
ホームページ https://mamakenkyujo.com/
インスタグラム https://www.instagram.com/akirisawa1209/
著書に「子育てのために仕事を諦めなくてもいい方法」(Kindle版)他2冊。
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