2024年 6月 16日 (日)

やはり厳しい!? 就職氷河期世代の貯蓄・投資 世帯総額100万円未満が4割、2割が投資経験なし

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   就職氷河期世代(38歳~46歳)の貯蓄・投資の世帯総額を調べたところ、「300万円未満」の世帯が5割を占めたことがわかった。日本FP協会(東京都港区)が2023年8月8日に発表した。

   投資経験を聞いたところ、2割が「経験なし」と答えていたこともわかった。思うような就職先が見つからないなど「就職氷河期」の挫折から、経済面での立ち直りに時間がかかっている様子がうかがえる。

「貯蓄・投資はしていない」人が15%

   調査では、いわゆる就職氷河期世代(38歳から46歳)で、かつ個人年収500万円未満の働く男女(n=1000)を対象に、世帯の貯蓄・投資総額を聞いたところ、「50万円未満」と答えた人が15.8%と最も多かった。次いで、「貯蓄・投資はしていない」が15.0%となった。

   「50万円~100万円未満」は8.2%と、じつに約4割の人の貯蓄・投資総額が「100万円未満」。「300万円未満」では5割を占めた。

   その一方で、「5000万円~1億円未満」が0.7%、「1億円以上」の貯蓄・投資総額があると答えた人は0.1%だった。「把握していない」人は18.4%。【図1参照】

図1 氷河期世代の貯蓄・投資総額(日本FP協会調べ)
図1 氷河期世代の貯蓄・投資総額(日本FP協会調べ)

   就職氷河期世代の人が保有している資産を種類別(全体n=1000)にみると、「普通預金、通常貯金」が85.1%とダントツ。次いで、「定期預金・定額貯金」と答えた人が29.2%で、現金志向が高いことがうかがえる。

   「生命保険(医療保険やガン保険を含む)」が16.0%、「株式」は14.5%。最近の投資熱の高まりに伴い利用が増えてきたとされる「NISA」(少額投資非課税制度)は7.8%、「つみたてNISA」が15.6%だった。

   また、資産運用や投資、ライフプランを学ぶ機会があった人たちは、「株式」や「投資信託」、「NISA」、「つみたてNISA」といった商品に投資している割合が高い。

図2 保有資産を種類別にみると......(日本FP協会調べ)
図2 保有資産を種類別にみると......(日本FP協会調べ)

   投資の開始時期についても聞いた(n=443)。それによると、「2~3年前」と答えた人が20.8%と、最も多かった。一方、「投資の経験がない」とした人も21.4%いた。【図3参照】

図3 投資の開始時期(日本FP協会調べ) 
図3 投資の開始時期(日本FP協会調べ) 
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