2024年 4月 29日 (月)

「のんべえ約500人が選ぶ 飲みたい街ランキング」都内で1人でも、みんなでも行きたい!堂々の1位に輝いたのは?

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   お盆が明けてからも酷暑が続いているが、みなさんは帰りに一杯なんてしているだろうか?

   LIFULL(東京都千代田区)が運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)」では「のんべえ約500人が選ぶ 飲みたい街ランキング」を、2023年8月16日に発表した。

   それによると、1人でも複数人でも飲みに立ち寄りたくなるのは台東区のターミナル駅だという結果になった。このほか、有名な飲み屋街がいくつもランクインするなか、葛飾区や江東区のような住む場所と遊ぶ場所が近いまちも人気のようだ。

  • 夏は冷たいお酒がおいしい!(写真はイメージです)
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個性的で独特な雰囲気が魅力「アメヤ横丁」、「ホッピー通り」、「思い出横丁」

   今回の調査は、8月24日がお酒を愛した歌人・若山牧水の誕生日であるにちなんだものだ。この日は「愛酒の日」として、記念日に制定されている。そんななか、都内在住で週に2回以上お酒を飲み、日常的に飲酒習慣のある「のんべえ」約500人を対象に「お酒を飲みに行きたい街」に関する調査を実施した。

   さっそく、飲みに行きたくなる街のランキングを見てみよう。

(LIFULL HOME'Sの作成)
(LIFULL HOME'Sの作成)

   はじめに、1人飲みの場合、今後(も)お酒を飲みに行きたい街ランキング(東京都内)の結果では、1位が「上野」、2位が「浅草」、3位が「葛西」、4位が「金町」、5位が「新宿」という結果になった。

(LIFULL HOME'Sの作成)
(LIFULL HOME'Sの作成)

   次に、複数人の場合、今後(も)お酒を飲みに行きたい街ランキング(東京都内)では、1位が「上野」、2位が「新宿」、3位が「浅草」、4位が「錦糸町」、5位が「葛西」という結果だった。

   上野は大規模なターミナル駅でありながら、アメヤ横丁を中心に立ち飲み屋やオープンエアーなお店など、連日連夜にぎわうことからも「飲みに行きたい街」としての人気の高さがうかがえる。

   また、「浅草」、「吉祥寺」、「錦糸町」、「新宿」、「新橋」という飲み屋街として名高い地域以外にも、下町情緒とリーズナブルな価格で楽しめる「葛西」と「金町」がランクインした。

(LIFULL HOME'Sの作成)
(LIFULL HOME'Sの作成)

   ちなみに、今回の調査では、「1人でお酒を飲みに行く場合、都内でよく行く地域はどこですか?」の結果に関して、20代と30代の若年層と50代と60代のベテラン層に分けて、比較した。

   それによると、若年層(20代・30代)ではよく飲みに行く街では1位が「上野」、2位が「浅草」、3位が「葛西」、4位が「金町」、5位が「錦糸町」という結果だった。

   一方で、ベテラン層(50代・60代)では1位が「新宿」、2位が「上野」、3位が「池袋」、4位が「吉祥寺」、5位が「新橋」という結果となった。

   こうした結果に、同社では、

「20代・30代の若年層と50代・60代のベテラン層を比較すると、ベテラン層では、『新宿』・『上野』・『池袋』・『新橋』とビジネス街がランクインしたのに対し、若年層では『今後(も)お酒を飲みに行きたい街』と同様に『葛西』・『金町』など都心のベッドタウンとなる地域が選ばれています。
ベテラン層に人気の街と比較すると、両地域の家賃相場は比較的手ごろなため若年層でも住みやすく、近所に1人でふらっと飲みに行ける街として票を集めた可能性があります」

   とコメントしている。

(LIFULL HOME'Sの作成)
(LIFULL HOME'Sの作成)

   一方、「周辺に居酒屋やバーがあるなど、お酒を飲みに行きやすい環境を考慮して住まい探しを行なったことがありますか?」という質問には「ある」と回答した人は「45.4%」となり約半数となった。

   さらに、「ある」と回答した人の内訳を飲酒頻度別で分けると、「毎日」が「39.9%」、「週5~6回」が「28.5%」、「週3~4回」が「20.9%」、「週2回」が「10.7%」となった。

   同社では「飲酒頻度が高い人ほど飲みに行きやすい環境を考慮して住まい探しをした経験があることが明らかになりました」としている。

   なお、同社によると、「居酒屋・バーなどでお酒を飲んだ後、徒歩で自宅まで帰る場合、許容できる徒歩分数はどれくらいですか?」と聞いたところ、最も多かったのは「20分程度」だったという。

千鳥足県内(徒歩20分圏内)の家賃が安い駅は? 1位は、唯一の6万円台だった

(LIFULL HOME'Sの作成)
(LIFULL HOME'Sの作成)

   最後に、飲んだ後でも歩いて帰ることができる許容時間が「20分程度」だった調査結果を受け、今後(も)飲みに行きたい街ランキングで1位~10位に入った街付近の駅から、徒歩20分圏内を「千鳥足圏内」と定義した。そして、その「千鳥足圏内」の物件の家賃相場が安い駅のランキングを発表した。

   すると結果は、1位は唯一の6万円代の「金町」(葛飾区)だった。2位は同率で「葛西」(江戸川区)と「亀有」(葛飾区)が並び、4位には「吉祥寺」(武蔵野市)。2位の2か所と4位は、7万円代の地域だった。

   ということは、金町や葛西、亀有などは、家賃を抑えながら浮いた分のお金でお酒を楽しめる「のんべえ」にとってはおすすめの地域といえそうだ。

   LIFULLが運営するライフスタイルメディア「LIFE LIST」編集部の富田悠一さんは次のようにコメントしている。

「飲みに行きたい街の上位を見てみると、利用者数の多いターミナル駅であることに加え、個性と歴史のある飲食店が並ぶ通りがあることが特徴的です。上野のアメヤ横丁、浅草のホッピー通り、新宿の思い出横丁など、そこでしか味わえない独特の雰囲気を感じたくて行ってみたくなるのかもしれません」
「テレワークが普及してきて自宅で過ごす時間が増えたことで、自分の住む街は『暮らす』場としての役割に加え『遊ぶ』場としての役割が求められていくと思います。お酒好きにとっては自宅周辺がお酒を飲みやすい環境かどうかはより重要となっていくでしょう」

   なお、この調査は、7月21日から24日までにかけて、都内在住で飲酒頻度が「毎日」「週5~6回」「週3~4回」「週2回」の20代から60代の男女557人を対象にインターネットで調査した。

   対象物件については、「LIFULL HOME'S」に掲載された築40年以内、駅徒歩20分以内、専有面積15平方メートル以上40平方メートル未満の賃貸物件とした。抽出期間は2022年7月~2023年6月。家賃相場は、管理費を含む月額賃料から中央値を算出した。

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