マイナビは、20歳～59歳の正社員を対象に実施した「正社員のワークライフ・インテグレーション調査2024年版」の結果を2024年2月8日に発表した。「できることなら働きたくない」と感じる56.9％「ワークライフ・インテグレーション」とは、仕事と私生活を、人生の構成要素として統合的にとらえ、両方とも充実させて人生を相乗的に豊かにしていくという考え方を意味する。調査でははじめに、「あなたの働く上での本音について」として、「『できることなら働きたくない』と感じますか あなたの働く上での本音を教えてください」と質問した。その結果、「そう思う」は30.2％、「ややそう思う」は26.7％で、合わせて56.9％の人が「できれば働きたくない」と思っていることがわかった。続いて、「『静かな退職をしている』と感じますか あなたの働く上での本音を教えてください」と質問した。「静かな退職」とは、同社によると、「やりがいやキャリアアップは求めずに、決められた仕事を淡々とこなすこと」を指すという。近年、ワークライフバランスを重視する動きのなかで、注目されている。さて、調査の結果は、「静かな退職」について、「そう思う」は15.7％、「ややそう思う」は32.5％となった。これらを合わせると48.2％に上った。マイナビの作成調査は2023年11月17日～20日、インターネット調査でおこなわれた。20～59歳の正社員の男女を対象とした。有効回答数3000件。
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